アイキャッチ画像:pixabay.com

旧立憲民主党と旧国民民主党が解党し、その大半が枝野幸男氏が率いる新しい立憲民主党として再結集したそうですね

新しい立憲民主党といっても、政党名も党首も変わらないので、正直言って私はほとんど関心がありませんでした

ニュースでも取り上げられていましたが、管政権誕生と同時期と言うこともあり、あまり詳しく解説するマスコミもなかったと思います

ところが、ビデオニュース・ドットコムで、「新民主党は新自由主義と決別できたことが重要」という番組を観て、私が感じた印象を大きく変えました

番組では千葉商科大学の田中信一郎准教授が立憲民主党の新しい綱領の解説をしていますが、立憲民主党の経済思想は宇沢弘文先生の唱える社会的共通資本をめざしているそうです

宇沢弘文先生と言えば、新自由主義経済を唱えたフリードマンと闘った経済学者です

「人々の幸せを築くために」という思いで経済学を学ぶ道を選んだ、あの宇沢先生です

宇沢先生が定義した「ゆたかな社会」を実現するためには、企業や団体が備えるべき組織風土はどんなものだろうと考え、こちらの記事で紹介させてもらいました

立憲民主党は、社会に存在する課題に応じた政府を作ると綱領で宣言しています

そしてその社会は宇沢先生が定義した「ゆたかな社会」に符合していると田中先生は評価しています

この話を聞いて、私は立憲民主党に関心を持つようになりました