息子はミニバスケットのクラブチームに所属している。
毎年、区内のクラブチームの最上級生が集まって代表チームを作り、都大会に出場する。今年は息子も代表チームに参加し、週末の練習に通っている。
都大会も近づき、スタメンが選考される時期。残念ながら息子は選ばれないようだ。試合を想定した5対5の練習ではいつもベンチ。
可哀想と思う。
「もっと積極的に動けば・・・」なんて親の身勝手な思いが苛立ちを誘うが、思い通りにならない本人が一番辛いと思う。
練習を見に来ている親に、本人も照れくさくて本心を言わないが、機会があったら元気づけてあげたいと思う。
「選手に選ばれないのなら、ベンチからの応援は誰よりも上手くなれ。」と。
そうやって自分の置かれた立場から逃げ出さず、前向きに捉えることに目を向けさせるのだ。
これからの長い人生、自分の思う通りにならなくなることが山ほど起きるのだから、今のうちに練習させないと。