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本多静六の教え:マネジャーに役立つマネジメント・ノウハウ集 (3)人の意見をよく聴く

前回に引き続き、本多静六の著書「私の財産告白」から現代のマネジメントにも通用する教えをご紹介します 人の意見をよく聴く 本多は人の意見を聴くことの大切さについても教えています 「要するに、上長者たるものは、絶えず業務上や研究上の意見を部下に求めることにし、採用しても、しなくても、どちらだって大差ないと...
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本多静六の教え:マネジャーに役立つマネジメント・ノウハウ集(2)人をよく見て、よく活かす

前回に引き続き、本多静六の著書「私の財産告白」から現代のマネジメントにも通用する教えをご紹介します 人をよく見て、よく活かす 「人を使うには、その人の性格(長所と欠点)をよく呑み込まねばならない。」「人間は誰でも、持って生まれた特長が何かある。それゆえ、上長たるものは、部下についてその特長を発見するに...
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職場に笑いをもたらすユーモア(しゃれ)の作り方を教えます

笑いのある職場っていいですよね 職場の雰囲気が、ぱっと明るくなると思います 仕事って責任が伴いますし、正確であることが求められますから、どうしても堅苦しくなってしまいがちです そんな職場を、気の利いたユーモアで笑いを誘う方法についてお話ししたいと思います ここでは「ユーモア」という言葉を「気の利いたし...
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5.社員に一方的な自律を求めるのは、NYでゴミ拾いをさせるようなものです:社員に求める前に組織風土作りを

急速な都市化によりゴミ処理能力が追いつかず、街中にゴミが散乱していた昭和30年代の東京は、「綺麗な東京でオリンピックを迎えよう」という東京都民の価値基準の共有と、「自分たちの街は自分たちで綺麗にする」という自律的な行動と、ニューヨーク式のゴミ回収システムによって、クリーンな東京に生まれ変わったことを前...
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2.風土改革に必要な専門知識:産業・組織の心理学が組織風土改革に必要な理由を教えます(2)信頼関係

前回にひきつづき、産業・組織の心理学の知識が組織風土改革に必要な理由についてご説明します 個人と組織の関係(つづき) この個人と組織の関係に働くキーワードには以下のものがあります 信頼関係 仕事はひとりでできるものではないので、関係者との間での協業が必要となります 「この人となら一緒にやっていける」 ...
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傾聴を学ぼう2:傾聴のポテンシャル

前回は傾聴の技法についてお話ししました 今回は傾聴の持つ潜在的な力についてお話しします 傾聴のポテンシャル  傾聴は下図が示す通り、「知る」ことができると、「繋ぐ」ことができるという効果があります 「知る」  相手を尊重しながら真摯に耳を傾けて理解しようとする傾聴は、相手に心理的な...
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覇気のない新人、主体性の感じられない新人を元気にするには

先日、ある課長より若手社員の悩みを聞きました 入社した頃は元気だったけれど、担当の仕事をするようになって職場にも慣れてきた頃に、以前より覇気がなくなってきたり、言われたことしかやらなくなったり、問題が発生しても「どうしたら良いでしょうか」と頼るばかりで困ってしまいます このような社員は皆さんの所にもい...
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人は事象を部分的に切りとられて言語化したことしか認識できない

人類発展の背景には言語の発明とそれを使った言語活動があると思っています 今日は言語化の限界についてお話ししたいと思います 言語化の限界 人は言語を使って話し手と聞き手の役割の中で対話を行います このときの言語化のプロセスの中に、2つの限界があります 人は事象を部分的に切り取ったものしか言語化できない ...
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在宅勤務の部下の管理はPull型よりPush型の方が上手くいく

「部下に在宅勤務をさせたが、部下の様子が気になって仕方がない」 そんな管理職の方に、部下から自発的に様子を教えてくれる方法についてお話しします 但し、この方法は既に部下との間で信頼関係を失っている管理職の方にはあまり効果がありません このような自覚をお持ちの方は以下の記事をご覧頂いて自己チェックを行い...
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在宅勤務の開始・終了メールが取り組み姿勢を変える

在宅勤務で仕事の仕方が変わる話しをしたいと思います 開始・終了メール うちの会社では在宅勤務を行う際のルールがあります 事前に上司に申請して承認を得ること 在宅勤務を開始するときと終了するときに上司にメールを出すこと 後者のルールによって、今から在宅勤務が始まることと終わることを上司に伝えます 在宅勤...
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様々な信頼関係を職場に持ち込めば楽しく働けそうです

「55歳からのハローライフ」 村上龍さんの「55歳からのハローライフ」を読みました 本作品は5編からなるオムニバスです 主人公はいずれも中高齢者で、人生の再出発に直面した彼らの姿が描かれています また村上さん自身があとがきで記していますが、主人公がそれまでの人生で築いてきた「信頼関係」についても描かれ...
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冷え切った職場にはピアボーナスは使えないでしょう

サンクスカードからピアボーナス 風土改革の施策としてサンクスカードを使うことがあります 名刺の大きさのカードに、感謝のメッセージを記入し、相手に渡すものです これにより社内のコミュニケーションを活性化させ、褒め合う文化を作ることで、モチベーションを上げたり、部門間の連携を強化させるというのが目的です ...
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会議で部下が積極的に発言してくれないのは安全じゃないからですよ

今日は、「会議で部下が積極的に発言してくれない」というお悩み相談です 職場のメンバーを集め、意見や考えを述べさせ、合意形成を取りたいと思っても、なかなか発言がなく、気がついてみると上司が一方的に話しをしているというケースです なぜ、メンバーは発言しないのでしょうか メンバーが発言しない理由には色々ある...
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同僚や仕事仲間とうまくやるために必要な習慣

仕事は決して一人ではできません 同僚や仕事の仲間などと良い関係を保つことができずに、仕事で悩んでいる方もおおいのではないでしょうか 以下の記事は、最近使われ始めた在宅勤務などのテレワークを行っている人が、仕事仲間と良好な関係を作る方法について解説しているものですが、テレワークを使わない人でも使えるもの...
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喜びや悲しみを分かち合える「情緒的つながり」を持つ人は、幸福度が高い

人と人のつながりには2種類があるという話をご紹介します  情緒的つながりは、自分に対する受容や共感がベース。家族や親友など、喜びや悲しみを分かち合ったり、何か悩み事があるときに親身になって相談に乗ってもらったりするようなつながりを指す。  手段的つながりになると、もう少しドライな、トラブル対処や手助け...
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信頼関係を築けない人の資質

• 自分の言動が他者に与える影響に無関心 • 他者の尊厳を尊重しない、人権を尊重しない • 個人の課題の複雑さが理解できない • 知らないことを知ろうと努力しない。リフレクション(内省)ができない。 • 自分の世界観や価値観を押し通す • 自己の心身の状態による他者への影響を理解できない • チームで...
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企業と社員との信頼関係がイノベーションを生む

何かに取り組んでみたいと考えたとき、その正当性を上司に説明することに多大な時間がかかったり、勤務中に何をやっているのかを会社が監視したりするような企業文化では、挑戦は生まれません。社員を信じ、自由を与え、自ら判断させてこそ、「そんな馬鹿なことはできない」と誰も挑まないような挑戦が実現するのです。 多く...
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プライベートな悩みであっても職場の仲間と打ち明けることが信頼関係を築く

Huluの消防士ドラマ「9-1-1」を見て 消防署が舞台である、Huluのドラマ「9-1-1」は、消防士の日常をテーマとしています 登場人物のプライベートで抱える課題も織り交ぜる人間ドラマです 半年以上前に見たときに気がついたのですが、彼らは救助活動をしながら、プライベートでの悩みを打ち明けたり、その...