close up photo of mount everest
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死は、いつも、その途上でその人に訪れる。そうであるなら、その人が死んだ時、一体何の途上であったのか、そのことが重要なのである。:小説&映画「エヴェレスト 神々の山嶺」

Amazon Primeで「エヴェレスト 神々の山嶺」を見ました。 マロリーのカメラを手に入れたシーンに記憶があり、「この映画を以前見たことがあっただろうか?」と自分の記憶力の減退に不安が募りましたが、映画ではなく、原作の小説でした ということで小説と映画の印象について紹介します 夢枕獏の山岳小説 初...
2022/12/18(日)
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自分を母親に変えたトランスジェンダー凪沙:映画「ミッドナイトスワン」

映画ミッドナイトスワンを見ました ストーリーは公式サイトをご覧下さい この記事のカテゴリは「自分を変えチャオ!」なので、草なぎ剛が演じる凪沙が「如何にして自分を変えていったのか」についてお話ししたいと思います 凪沙は、子供の頃の海水浴で男の海パンを履くことに抵抗があったときに、自分がトランスジェンダー...
2020/12/04(金)
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映画「ホリディ」:人の話を自分の都合の良いように聞いてしまうから、自分の人生を生きることができないことを教えてくれます

アイキャッチ画像:pixabay.com Amazon Primeのウォッチリストにずっと入ったままだったのですが、時間ができたので映画「ホリディ」を観ました ホリディはクリスマスホリディのことで、クリスマスに相応しく、心温まる映画です 4人の登場人物のラブストーリーですが、このうちの一人アイリスが終...
2020/9/27(日)
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非常時のリーダーシップの姿を示す志村喬(映画「七人の侍」)

今日紹介する映画のセリフは名画「七人の侍」からです 離脱する三人の農民 野武士から村を守る七人の侍のリーダである島田勘兵衛(俳優:志村喬)のセリフです 仲間の侍と戦略を練る中で、勘兵衛は小川の向こうにある3軒の農家を守り切れないと判断し、そこに住む農民を残り20軒からなる部落に避難させる選択を決断しま...
2020/2/20(木)1
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社会を見る目を持とう(映画「パラサイト 半地下の家族」を見て)

「パラサイト 半地下の家族」を見てきました 2019年のカンヌ国際映画祭パルムドールを受賞した作品です 定職に就けない両親とフリーターの兄妹の4人家族が、兄が立てた計画で富裕層家族にパラサイトするストーリーです その計画も予定外のことが起きて、家族は混乱に陥るのですが、そこで父ギテクが言いました 計画...
2020/1/22(水)
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ホンモノの強い男は「他人と」ではなく「自分と」闘う(映画「ウインド・リバー」を見て)

映画「ウインド・リバー」を見ました ジェレミー・レナー演じる主人公コリーから、男の強さを教えられました 娘を殺された親友マーティンを慰めるシーン コリーは、娘ナタリーを殺された親友マーティンを慰めます それ(娘を失ったこと)を受け入れて苦しむ覚悟があれば、心の中で娘と会えることを思い出せる 娘がくれた...
2020/1/04(土)
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社会的包摂は失われるのか(映画「わたしはダニエル・ブレイク」を見て)

ケン・ローチ監督の「わたしはダニエル・ブレイク」を見ました 同じような体験をしている身内がいるので、共感しました 失われつつある社会的包摂 世の中には様々な社会サービスがあります 病気や怪我で収入が得らない生活困窮者のためのサービスです しかし、情報弱者にとっては、その存在を知らずに、サービスを受けら...
2019/12/23(月)1
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ロス市警の映画からモチベーションを考える

LAコンフィデンシャルを見た。 CBSのTVドラマ「メンタリスト」の主役サイモン・ベーカーのアメリカ映画のデビュー作で、「どんなチョイ役なのかな?」が知りたくて、見た。 ケヴィン・スペイシー、ラッセル・クロウ、ガイ・ピアースと素晴らしい俳優が出演しているが、ストーリーが難解で一度見ただけでは分からない...
2019/8/20(火)
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映画「グッドナイト・ムーン」

「人生には辛いこともあるし、不公平なこともあるわ。でも選べるわ。辛くても努力して人生を良くできるのよ。悪くもね。」 (映画「グッドナイト・ムーン」 原題Stepmom) 父が再婚することになり、継母との関係に憂う娘に実母が投げかけた言葉です。 自分の思うとおりに上手く事が運ばないと自分の置かれた立場を...
2013/10/05(土)
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映画 「イップ・マン 葉問」

「人は生まれながらの身分や貧富の違いはあっても、品格に貴賤の差はなく、互いに尊重されるものである。」 映画 イップ・マン 葉問 詠春拳の使い手である武術家の主人公イップ・マンが、異種格闘技戦でイギリス人ボクサーのツイスターに勝利した後の言葉である。イギリスの統治下にある香港で、反英感情の高まる観衆に取...
2013/9/26(木)
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映画「アフター・アース」

「危険は実在している。ただ恐怖は自分次第だ。人は未来に囚われ、恐れる。今、この場に気持ちを集中させるんだ。視界、音、臭いは? 何を感じる?」(映画「アフター・アース」) 主演のウィル・スミスが、生物兵器アーサーに立ち向かう息子(ジェイデン・スミス、実の息子でもある)にかけた言葉、 危険というものは確か...
2013/9/23(月)