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デンマークの円形集合住宅「コロニヘーヴ」:「生きている」実感のある暮らしを取り戻し、日常に楽しみを見出すことができそうですよ

この幾何学的な景色は何だと思いますか? デンマークのブロンディという街にあるコロニヘーヴという集合住宅です ここでは、コロニヘーヴという住まいの形が人々の暮らしにもたらす変化について考えてみます コロニヘーヴとは コロニヘーヴとは、集落や集合体を意味するコロニーと庭を意味するヘーヴから成る言葉です 円...
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本多静六の教え:マネジャーに役立つマネジメント・ノウハウ集(2)人をよく見て、よく活かす

前回に引き続き、本多静六の著書「私の財産告白」から現代のマネジメントにも通用する教えをご紹介します 人をよく見て、よく活かす 「人を使うには、その人の性格(長所と欠点)をよく呑み込まねばならない。」「人間は誰でも、持って生まれた特長が何かある。それゆえ、上長たるものは、部下についてその特長を発見するに...
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本多静六の教え:マネジャーに役立つマネジメント・ノウハウ集(1)主体性を育む人の使い方

「日本の公園の父」と呼ばれる本多静六は、数多くの公園設計に関わった林学者ですが、「四分の一天引き貯金」という方法を実践し巨万の富を築いた人でもあります この錬金術は彼の著書「私の財産告白」に書かれていますが、同書は「私の財産告白」と「私の体験社会学」の二篇からなり、後者には現代のマネジメントにも通用す...
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3. 風土改革に必要な専門知識:モチベーション理論が組織風土改革に必要な理由を教えます(5)自分事

前回にひきつづき、モチベーション理論の知識が組織風土改革に必要な理由についてご説明します 自分事 自分事という言葉は辞書にはありませんが、ビジネスの場では良く使われる言葉です あえて定義するとすれば、「当事者意識を持ってすべて自己責任で捉え、自分で考えて物事に取り組むという姿勢」というものでしょうか ...
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5.社員に一方的な自律を求めるのは、NYでゴミ拾いをさせるようなものです:社員に求める前に組織風土作りを

急速な都市化によりゴミ処理能力が追いつかず、街中にゴミが散乱していた昭和30年代の東京は、「綺麗な東京でオリンピックを迎えよう」という東京都民の価値基準の共有と、「自分たちの街は自分たちで綺麗にする」という自律的な行動と、ニューヨーク式のゴミ回収システムによって、クリーンな東京に生まれ変わったことを前...
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4.社員に一方的な自律を求めるのは、NYでゴミ拾いをさせるようなものです:昭和の街を切れにした東京オリンピック

現在の東京は「クリーンな都市」のイメージがありますが、昭和30年代までは現在のニューヨークと同じようなゴミ事情でした ここでは、昭和の美化運動をご紹介して、そこから働きやすい環境作りのヒントを学びます 東京をクリーンな街へ 昭和30年代のゴミ事情の実際はどうだったのでしょうか ネットで調べてみました ...
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3.社員に一方的な自律を求めるのは、NYでゴミ拾いをさせるようなものです:NYのゴミ事情

自律的な社員が企業競争力の源泉となるということを前回お話ししましたが、社員がいくら自律的で取り組んでも、働く環境がそれを阻害するようではいけません 自律性を阻害するような環境で働かせるということは、いきなりニューヨークに放り出して、街中に散らかっているゴミを一人でゴミ拾いをさせるようなものだと、私は思...
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2.社員に一方的な自律を求めるのは、NYでゴミ拾いをさせるようなものです:自律性のある社員とは何か

前回は、会社が自律的な社員を求めるようになった背景についてお話ししました ここでは、その自律的な社員とは一体何かについてお話しします 自律的な社員 自律とは何でしょうか 大辞林には以下のように書かれています 他からの支配や助力を受けず,自分の行動を自分の立てた規律に従って正しく規制すること(大辞林) ...
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1.社員に一方的な自律を求めるのは、NYでゴミ拾いをさせるようなものです:自律性を求めがたる会社

先の見通せない世の中になり、社員に自律や主体性を求める声が大きくなってきました 会社も昔のように時間をかけて社員を教育する余裕もなくなったのか、社員へ「後は自分で考えろ」と一方的に求めているだけのように見えます 社員に求める前に自律性を育む環境作りの方が大切だと思います 「この街を綺麗にするんだ」と思...
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在宅勤務の部下の管理はPull型よりPush型の方が上手くいく

「部下に在宅勤務をさせたが、部下の様子が気になって仕方がない」 そんな管理職の方に、部下から自発的に様子を教えてくれる方法についてお話しします 但し、この方法は既に部下との間で信頼関係を失っている管理職の方にはあまり効果がありません このような自覚をお持ちの方は以下の記事をご覧頂いて自己チェックを行い...
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在宅勤務の開始・終了メールが取り組み姿勢を変える

在宅勤務で仕事の仕方が変わる話しをしたいと思います 開始・終了メール うちの会社では在宅勤務を行う際のルールがあります 事前に上司に申請して承認を得ること 在宅勤務を開始するときと終了するときに上司にメールを出すこと 後者のルールによって、今から在宅勤務が始まることと終わることを上司に伝えます 在宅勤...
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人間というアナログの存在が情報経路を分断している

なぜ情報が伝わらないか 会社の中で、トップにいる人が伝える情報が、組織の末端まで伝われないことがよくいあります。 これだけITが発達しているのにもかかわらず、情報の発信者の情報が末端まで伝わらないのはなぜでしょうか それは、人間というアナログの存在が媒介しているからです 人間が情報経路を分断しているの...
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「属人化」して良い仕事は「自分事」として取り組みやすい

自分事が発揮できない背景 「自分事」というキーワードは、当事者意識を問う言葉として使われます 当事者意識が薄らいできた背景を指摘している記事がありました ・誰がやっても同じ成果が出るような組織が大事だ ・どんな上司にも評価される奴が偉い ・自分がやってうまくいったやり方は他の人もできるように工夫しろ ...
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「社員の好きなことをやらせてあげる」という経営者は当事者意識を目覚めさせる

そんな米国人と、日本人は大きく違います。特に大企業の正社員になった人たちは、クビになる心配もないし、会社が倒産する心配もないので(これは勘違いであるケースが多いのですが)、私から見れば、平社員から社長まで「当事者意識」に欠けているのです。 「人のせいにするな! 活躍の場は自ら求めよ!」 :日経ビジネス...