続きを読む

Z世代を巻き込む働き方改革はモリモリ、ワクワク、ノリノリ

組織風土改革には、ジェネレーションギャップから生まれるコミュニケーション、人間関係、仕事への向き合い方などの課題の克服を求められることがあります そのためには、各々の世代に属する人々に共通してみられる心理状態、すなわち社会心理を正確に捉えることが必要となるでしょう Z世代と呼ばれている世代が職場に入っ...
続きを読む

2. 経営幹部による組織風土改革のアプローチを教えます

「自分の職場でも組織風土改革をやってみたい」と思いになった貴方が経営幹部でしたら、どのようなアプローチがあるでしょうか 社長でしたら、全社の取り組みとして初めてください 事業部長でしたら、ご自身の事業部の取り組みとして初めてください 具体的にはプロジェクト活動として進めることとなるでしょう プロジェク...
続きを読む

5.社員に一方的な自律を求めるのは、NYでゴミ拾いをさせるようなものです:社員に求める前に組織風土作りを

急速な都市化によりゴミ処理能力が追いつかず、街中にゴミが散乱していた昭和30年代の東京は、「綺麗な東京でオリンピックを迎えよう」という東京都民の価値基準の共有と、「自分たちの街は自分たちで綺麗にする」という自律的な行動と、ニューヨーク式のゴミ回収システムによって、クリーンな東京に生まれ変わったことを前...
続きを読む

2.風土改革に必要な専門知識:産業・組織の心理学が組織風土改革に必要な理由を教えます(4)ベクトル

前回にひきつづき、産業・組織の心理学の知識が組織風土改革に必要な理由についてご説明します 個人と組織の関係(つづき) この個人と組織の関係に働くキーワードには以下のものがあります ベクトル 個人と組織の間にWin-Winの関係ができるためには、個人目標と組織目標の間に適合・調和の関係ができることが重要...
続きを読む

8:ビジョンを浸透させよう

課の中の全員でその職場のビジョンやシナリオを考えた場合は、その内容を理解しているので、ビジョン実現のための企業活動がとてもやりやすいと思います しかし、会社レベルのビジョンやシナリオを策定た場合は、ビジョンを策定した人とビジョンを実現する人は異なります ビジョンを策定した人は、その経緯を知っているため...
続きを読む

3.希望の未来に向けて夢を語ろう

前回、トップもしくは組織の上位職の思いを聞くことについてお話ししました その話を受けて、今度は自分たちの思いを話す番です ここでは話し方についてお話しします 過去を振り返ろう 過去を振り返ることは、自分の思いを見つけることにつながります これまでの仕事の経験の中で、「苦労した」「辛かった」「大変だった...
続きを読む

2.自分たちのビジョンを作る前にトップの思いを知ろう

ここでは自分の組織のビジョンを作る前に、トップの思いを知ることについてお話しします トップの思い トップというと社長ということになりますが、ある程度規模の大きな組織になると直接社長の話しを聞くことができないかもしれません その場合は、事業部長や部長でも良いと思います いずれにせよ、自分たちの組織に対す...
続きを読む

1.組織にビジョンは何故必要なのでしょうか

アイキャッチ画像:pixabay.com 会社にはビジョンを掲げているところがあります ユニクロ 「服のチカラを、社会のチカラに」 良品計画 「自然と。無名で。シンプルに。地球大」 こういったビジョンを知ると、その会社がどのように世の中を捉えていて、何を信じているのか、何を大切に感じているのか、どうい...
続きを読む

哲学カフェに来ませんか3:仕事上のメリットについて考えてみます

前回の記事で、哲学カフェを職場で行う目的について考えてみました ここでは、哲学カフェがもたらす職場のメリットについて考えてみたいと思います メリットは、仕事に関わることと個人に関わることの両方にあると思えるので、ここでは前者について考えてみます 仕事にかかわるメリット 哲学カフェが仕事に与えるメリット...
続きを読む

暗黙の協調はどうやってチームの中で育つのか

こちらの記事でチームワークのモデルを紹介しました 実際のチームワーク活動を例にとって、このモデルの理解を深めていきたいと思います 大型船の航行ナビゲーション・チーム 山口裕幸さん著書「チームワークの心理学」にて、大型船の航行ナビゲーション・チームの例が紹介されていました このチームは、船の包囲を測定す...
続きを読む

最高のチームの条件を考えます

職場には必ずチームというものがあります チームワークを心理学の側面から研究している山口裕幸さんの著書「チームワークの心理学」を引用しながら、チームが優れた成果を出す条件について考えてみます チームが優れた成果を出す条件 チームは、ある仕事の目的のために集まった人々が、コミュニケーションを使って相互作用...
続きを読む

日本語は文脈依存の言語であるから文脈を理解することが意思疎通のポイントとなります

先日、早とちりを避けるためには文脈を掴むことが大切であることをお話ししました 日本語は文脈依存的である 野内 良三さんの著書「「偶然」から読み解く日本文化」には、日本語が持つ性格について書かれています 野内さんは「日本語はコンテキスト(文脈)依存的言語である」と教えています そのことを示す例をその著書...
続きを読む

人が持っている「フィクションを信じる力」を呼び起こせば、職場は活性化する

フィクションを信じる力 サピエンス全史の著者であるハラリ教授は主張します ネアンデルタールのように絶滅せずに、ホモサピエンスが生き延びることができたのは、フィクションを信じる力があったからだそうです フィクションを信じる力は、集団の力を生み、結束することで、ホモサピエンスは絶滅の危機を乗り越え、今日の...
続きを読む

自分の人生の目標や使命を考えることが、お金で買えない喜びをもたらします

自分の人生の目標や使命を考えたことがありますか 仕事を通じて 自分がどんな人生を送りたいか 自分はどんな人間になりたいか と自分の人生の目標とか使命を考えることは、実際にあまりないかもしれません 以前紹介した深澤直人さんが言うように、我々日本人は、他人が決めた枠組みの中に入ることで幸せを感じるような人...
続きを読む

自分のやりたいことと会社が必要としていることを一致させるとモチベーションが生まれる

当たり前のことなのですが、この当たり前が出来ずに会社にいる人が多いと思います 次の引用は、好きなプログラミングがやりたくて会社を転職した人の話です ベクトルを合わせる 「自分が好きなこと、得意なことを仕事にした方がよい」という意見には大賛成です。ただし、そこで一番大切なことは、自分が提供できるものと、...
続きを読む

モデル職場のサポート

モデル職場の必要性 風土改革を成功させるためには、モデル職場を早い段階で作ることが大切です 風土を変えるということは、社員のマインドを変える面もあるので、中々効果が見えにくいものです そのことが活動の意欲を下げる原因にもなります よって、早いうちに改革の効果が出始めている職場を作ることが肝になります ...