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「人は信じたいものを信じる」:悲劇を繰り返さないためにも歴史から学びましょう:戦後ブラジルで起きた日本人による「勝ち負け抗争」について

葉真中顕さんの「灼熱」を詠みました 600ページ以上ある大作を週末の二日で読み切ってしまいました 日本人同士が殺し合う勝ち負け抗争 戦前にブラジルに移住した20万人の日本人が、太平洋戦争の結末をめぐって、戦勝派と敗希派に分断し、同胞同士で憎しみ、殺し合う物語です 戦勝派は大本営が発表した日本の勝利を信...
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2.風土改革に必要な専門知識:産業・組織の心理学が組織風土改革に必要な理由を教えます(6)フィクション

前回にひきつづき、産業・組織の心理学の知識が組織風土改革に必要な理由についてご説明します 個人と組織の関係(つづき) この個人と組織の関係に働くキーワードには以下のものがあります フィクション 京都大学霊長類研究所の松沢哲郎教授によると、チンパンジーと人間には認知スタイルの違いがあるそうです チンパン...
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見えざる力からの自由2:ポジション取りゲームを守ろうとする人たち

前回は、見えざる力が子供たちをポジション取りゲームに駆り立ててきたお話をしました この「ポジション取り」というのは哲学者 内山節さんの言葉です 内山さんは、このポジション取りについて解説しています 近代は、民主主義、自由、平等、博愛というタテマエを「旗印」に立てて、「これは実現しうるもの」と言い続けて...
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今ここの達人、チンパンジーに人生の生き方を学ぼう

チンパンジーと人間の認知スタイルの違い 京都大学霊長類研究所の松沢哲郎教授がVideonews.comに出演した番組を見ました 松沢教授はチンパンジーの心の研究を通じて、人間の心や行動の進化的起源を研究している方です 彼によると、チンパンジーと人間には認知スタイルの違いがあるそうです チンパンジーは、...
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組織が秩序を保つために必要なことは、規模に応じて異なります

今日は組織が秩序を保つために必要なことをテーマにします ハラリ教授が「サピエンス全史」にて、組織の秩序を保つために必要なことは、その組織の規模に応じて異なると説明してます 以下ではその規模に応じて必要なことを記します 小規模な組織では、親密な関係を築く 20〜30人ぐらいの規模の組織であれば、お互いに...
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人が持っている「フィクションを信じる力」を呼び起こせば、職場は活性化する

フィクションを信じる力 サピエンス全史の著者であるハラリ教授は主張します ネアンデルタールのように絶滅せずに、ホモサピエンスが生き延びることができたのは、フィクションを信じる力があったからだそうです フィクションを信じる力は、集団の力を生み、結束することで、ホモサピエンスは絶滅の危機を乗り越え、今日の...
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人々が縛られるもの:文化

農業革命以降、人間社会は次第に大きく複雑になり、社会秩序を維持している想像上の構造体も精巧になっていった。神話と虚構のおかげで、人々はほとんど誕生の瞬間から、特定の方法で考え、特定の標準に従って行動し、特定のものを望み、特定の規則を守ることを習慣づけられた。こうして彼らは人工的な本能を生み出し、そのお...