若者世代の価値観
以下のyoutubeで、鴨頭氏は世代別で共有する価値観の説明をしている。
70代は「食事」で、40代〜60代は「金」だそうである。
そしての若者世代である20代〜30代は「存在」だそうだ。
「食事」と「金」は分かりやすいが、「存在」って何?と思ってしまうが、それは「自分は何のために生まれたかを感じていたい」ということらしい。
なので、40代のマネージャが、自分の信ずる価値観の「金」を持ち出して、若者世代の部下のモチベーションを上げようと画策しても効果が薄いと説明している。
それより彼らの価値観である「存在」を満たすように「君の仕事ぶりは役に立っているよ」というような精神的な報酬を与えた方がよいとしている。
「イワシ化している」若者世代
コラムニストの小田嶋氏は、「待場の平成論」で、スマホを手にして生まれた世代は、「イワシ化している」と評している。遊泳能力が高く、群れで行動する、あのイワシだ。
彼らは、自らにアイデンティティを見出すのではなく、群れの中に見出すのだそうだ。
このような若者たちに、鴨頭氏のいう「存在を満たす」働きかけを個々にすることが有効なのだろうか
若者を部下に持つマネージャーには、難しい管理が求められているのだろうか