問題解決の選択肢を選ぶ「物差し」として使うこと以外に、組織風土改革に理念を持ち込むメリットがあります

問題を抱えている人たちが認識する世界から解脱するきっかけを与えることです

視点の転換とでもいいましょうか

人は自分を取り囲む対象を自分の自由意志で認識することは割りと難しくて、過去の体験、その人が持つ役割、所属する組織や社会の慣習の影響を受けて認識します

場合によっては「囚われ」として映ることさえあります

ある組織に所属する人たちが皆その様な状態の時というのは、変わることが難しい

「組織の硬直状態」と言っても良いでしょう

過去の体験、その人が持つ役割、所属する組織や社会の慣習から生み出された「理屈」という鎖でがんじがらめに縛られている状態です

一方、理念というものは、「・・・したい」とか「・・・してあげたい」というような人々の心を振るわすような「感情」に訴えるものです

人々に夢や希望、そして勇気を与えてくれます

がんじがらめに縛られた人々に、「ところで、私たちは何のためにここに集まっているのだっけ?」と次元の異なる視点を与えるきっかけとなるのです

特に、ワクワクするような理念はその力が強くなります