齋藤孝さんの本で引用されていた言葉です
人間は、常に意味をやりとりしている。意味を食べて生きている動物である
「頭がいいとは文脈力である」齋藤孝
私はその通りだなと思いました
「意味を食べる」とはどういうことかというと、「人は何をするときでも意味の無いことをしたくない」ということです
「意味を求めている」とでも言うのでしょう
例えば、今日の夕食でワインを飲みたいとします
スーパーで500円のワインと10,000円のワインを見つけました
あなたはどちらかのワインを買わなければなりません
あなたは、どちらのワインを手に取りますか?
500円のワインで良いと思う人もいるでしょう(私はこちらです)
でも10,000円のワインでないと言う人もいると思います
どちらの人も、ワインを選択したときに、選ぶ理由をつけたとおもうのです
それが「意味」です
「大して味の違いもわからないから、酔えるのだったら、安い方で良い」という人もいれば、「良いワインだったら、値段は関係ない」という人もいると思います
こうして人は、意味を食べながら生きているのです