今日は、楽しいヒトというより、楽しい会社の話しをしたいと思います
それはトヨタです
トヨタの街作り ” Woven City ” プロジェクト
そのトヨタが街作りをすると発表して話題を呼んでいます
・あらゆるモノやサービスがつながる実証都市「コネクティッド・シティ」を東富士(静岡県裾野市)に設置。「Woven City」と命名し、2021年初頭より着工
・企業や研究者に幅広く参画いただき、CASE、AI、パーソナルモビリティ、ロボット等の実証を実施
・デンマークの著名な建築家であるビャルケ・インゲルス氏が街の設計を担当
トヨタ、「コネクティッド・シティ」プロジェクトをCESで発表 | コーポレート | グローバルニュースルーム | トヨタ自動車株式会社 公式企業サイト
Woven Cityのイメージ映像もあります
Woven Cityはテーマパーク作り?
Woven Cityの広さは以下の通り
建設場所は、2020年末に閉鎖を予定しているトヨタ自動車東日本株式会社 東富士工場(静岡県裾野市)の跡地。東京ドーム約15個分に値する175エーカー(約70.8万m2)の範囲で街づくりを進めていく。
トヨタが実験都市「ウーブン・シティ」を静岡に開発へ、ロボットやAI技術を駆使した“スマートシティ” – ファッションプレス
東京ディズニーランドは東京ドームの10.9個分なので、東京ディズニーランドより大きい規模のようです
工場の跡地なので、Woven City内の道路などは公道のような法規制はないでしょうから、自分たちの裁量でできる街作り実験場のようですね
テーマパーク作りのノリでできるので、意欲的な実験ができそうです
着工は2021年を予定しており、プロジェクト初期はトヨタの従業員や関係者をはじめとする2,000名程度の住民の入居を想定。
トヨタが実験都市「ウーブン・シティ」を静岡に開発へ、ロボットやAI技術を駆使した“スマートシティ” – ファッションプレス
本物の街を作ると言うより、社内施設の実験場と捉えた方が良さそうですね
プロジェクト推進力は?
投資規模については、以下のように書かれています
トヨタ首脳によると、1年後の2021年初めに着工する街づくりには1000億円を超える建設費が投じられるビッグプロジェクトとなる。
【池原照雄の単眼複眼】トヨタ、リアルワールドの先進技術実証タウン…投資額1000億円超のプロジェクトに | レスポンス(Response.jp)
この1,000億円というのが十分なのかどうかは、素人には分かりません
ちなみに、上述の東京ディズニーランドの建設費は以下のようです
東京ディズニーランド 約1581億円 (1983年当時額)
東京ディズニーシーのアトラクションの中で、もっとも建設費が高かったア… – Yahoo!知恵袋
アトラクションのようなトリッキーな施設を作らない分、東京ディズニーランドよりは安くすむのかもしれません
それにしても、他人の財布を当てにせず、自腹で行うのだとすると、成果が期待できそうですね
以前、スマートシティーという言葉がもてはやされたことがありました
政府の補助金のような他人の財布を当てにしたプロジェクトは、様々なステイクホルダーの思惑に翻弄されて、上手くいきません
それに比べると、費用は自腹で、社内の施設となると、トヨタの強力なプロジェクト推進力が期待できそうです
トヨタさんのスマートシティー作り
是非、トヨタさんには頑張ってもらいたいと思います