最近、大学生時代を思い出すことが多くなりました

子供が大学生になったこと、大学生時代に聞いた ’80s をApple Musicで聞くこと、そんなことがきっかけだと思います

大学生時代

私の大学生時代は1980年代でした

当時の音楽はアナログで、CDはまだ世に生まれていなかった頃です

コンポーネントステレオ全盛期で、音楽の好きな先輩の下宿に遊びに行くと、決まってコンポがありました

高校生の頃はラジカセ(しかもステレオではなくモノラル!)でしか音楽を聞いていなかったので、入学したばかりの私には先輩がものすごくリッチに見えました

オーディオラックに積まれた19インチのフルサイズの装置と、ブロックの上に鎮座しているスピーカーでよくレコードを聞かせてもらったものです

憧れのコンポーネントステレオ

音楽の好きな大学生にとって、コンポーネントステレオは垂涎の的でした

私もその例外ではありません

先輩の下宿に一緒に遊びに行った同期の親友と、「いつかは買おう」と誓いました

当時のコンポーネントステレオは、プリメインアンプ、スピーカー、テープデッキ、チューナー、アナログプレイヤーの機材からなります

1つの機材は、普及機で5万円ぐらいしたので、すべて取りそろえるのに20万円以上かかります

貧乏学生には手に出せる金額ではありません

プリメインアンプ、スピーカー、テープデッキが揃えば、音を出せるので、まずこの3つを買うためにバイトをしまくりました

お金ができると、大学生協に行って、決めた機材を注文しました

家電量販店なんか無かった頃で、大学生協の割引で買うのが最も安かったと記憶しています

生協から届いた機材を下宿にセッティングしたときは、「俺も先輩と同列の大学生になったのかなあ」と思ったものです

それでもテープデッキしかなかったので、アナログプレイヤーを持っている先輩にコピーしてもらったカセットテープを聞いていました

暫くしてから、アナログプレイヤー、チューナーと買いそろえていきました

次回は、私が買ったコンポーネントステレオを紹介します

初めて買ったプリメインアンプ
出典:https://audio-heritage.jp/

(つづく)