先日スロージョギング中に右足の甲が痛くなる話しをしました
骨盤の回旋を意識して走ったところ、新しいことに気づきがあったのでお話しします
骨盤の回旋を意識する
金さんの著書「走りがグンと軽くなる 金哲彦のランニング・メソッド完全版」には骨盤の回旋運動の話があります
胴体の中心を通る1本の柱を軸として、胴体を左右にねじるイメージで走ると、前後左右に身体がぶれることなく、きれいに、そしてラクに前へ前へと進めると金さんは教えています
この胴体を左右にねじるのがツイスト運動です
本書でツイスト運動の動画が紹介されていましたのでご覧下さい
このツイスト運動では骨盤を回旋させるのですが、この回し方には注意があります
それは回旋運動のきっかけを肩甲骨の動作とすることです
肩甲骨の動作とは、肩甲骨を僧帽筋(そうぼうきん)と菱形筋(りょうけいきん)を使って背中の中止に向かって動かすことです
僧帽筋と菱形筋の2つに力を入れて肩甲骨を引っ張ると自然に骨盤が回旋するのです
この運動を何度かやってみて、胴体を左右にねじるイメージを身体に覚え込ませます
骨盤回旋運動の効果
骨盤回旋運動を意識して走ってみました
なるほど、右足の甲の痛みはありません
着地したときに右脚全体で着地の衝撃を受けているような感触があります
そうすると大腿四頭筋、大臀筋のバネを使うことができます
左脚はこの感覚があったのですが、今回の改善で両脚のバネを使うことができる気がします
これまで片方のエンジンしか使っていなかったのかもしれません
今後の課題
まだ肩甲骨と骨盤の連動が自然にできません
身体が覚えていないのですね
当面はこの連動が課題となります
金さんはこの連動の必要性を次のように説明しています
連動することによって背中(肩甲骨)、腹(丹田)、腰(骨盤)、脚と全身の筋肉を使うため、脚以外の様々な部位に負担が分散され、ひとつひとつの筋肉の動きが小さくなり大きな疲れを感じずに走ることができます
マラソンのように長距離を走るのには重要なことですね
これを意識せずに身体が自然と動くようになりたいものです
それにしても日々ランニングフォームの進化を感じながら走ることは楽しいコトです!