肩甲骨をきっかけとした骨盤回旋運動を意識しながら走っています

それ以来、右足の甲の痛みは気にならなくなりました

前回の記事では、骨盤を前傾させると、肩甲骨と骨盤の連動が自然にできるようになり、車のギアが入ったような感覚になることをお話ししました

しかし、この骨盤を前傾させるという感覚を持続させることができずに、悩みながら走っていました

プランクで体幹を鍛える

先日、青山学院大学の原監督が体幹を鍛えるためのプランクを紹介していました

私も以前から体幹を鍛えることは必要かなと思っていたのですが、ダンベルを使った筋トレの方ばかりに時間をかけており、中々体幹トレーニングに手を出すことができませんでした

紹介されたプランク青学スペシャルアルファを試しにやってみました

これは以下のような流れになります

  1. プランク:1分間
  2. (プランクの姿勢のまま)腕立て伏せ:10回
  3. (プランクの姿勢のまま)右手の上げ下げ:10回
  4. (プランクの姿勢のまま)左手の上げ下げ:10回
  5. プランク:30秒

左手と右手の上げ下げは、ボールを投げるときに腕を振りかぶるような腕の動きとなります

このほかにサイドプランクも紹介していました

このサイドプランクに加えて、下側の脚を前後に10回振り子運動させるというのも結構きついです

体幹と骨盤回旋運動

プランクは腹横筋への力の入れ方がよく分かります

プランクの姿勢を安定させるには腹横筋に力を入れないといけないからです

この腹横筋に力を入れる動作をスロージョギングの最中にやってみました

すると肩から腰までの上半身が一枚の板のようになり、肩甲骨を引くと反対側の脚がすっと上がるような感覚を掴むことができました

「腰から下がすべて脚になったようなイメージ」

になるのです

左・右・左・・・と肩甲骨を引く度に、脚がすっと上がる、機械が一定のリズムを刻むような感覚です

腹横筋に力を入れることによって、骨盤が前傾で安定するのが良いのだと思います

骨盤を前傾で維持することができない悩みが腹横筋で解決することができそうな予感がしました

今後について

腹横筋への意識によって、より確実に肩甲骨をきっかけとした骨盤回旋運動をキープすることができそうです

骨盤回旋運動がうまくいかなくなってきたら、プランクのときのように腹横筋に力を入れると元のきれいなリズムを刻むようになります

これに加えて、脚の筋肉に意識を向ける必要があるかなと思っています

大腿四頭筋と大臀筋を使って、走る感覚です

この脚の筋肉を使うと、足が地面から受ける衝撃を吸収し、より楽に走ることができるのかなあと仮説を立てています

現時点で分かったことは、体幹を鍛えることが、フォームを安定させ、身体に負担を与えない走り方ができると言うことです

しばらくは、この走り方でスロージョギングを行っていくつもりです

余談:在宅勤務と筋トレ

最近、新型コロナウイルスにより在宅勤務が常態化しますね

しかし、このことが体力トレーニングによい流れとなっていると最近感じています

それは在宅勤務によって筋トレがしやすくなったからです

会社には身体を動かすような部屋や施設がありません

休憩時間に「ちょっとプランクをやってみよう」なんてことはできないのです

しかし、在宅勤務であれば、仕事の合間の数分を使って、プランクぐらいはできます

外出自粛による体力の衰えを防止できますし、良い流れだと思います