<これはシリーズ記事です。シリーズ全体はこのページにある「本シリーズの記事一覧」をご覧下さい。>

注文していたバルブカートリッジ「A-1943-12」の代替品「A-1943-10」が届きました

新旧バルブカートリッジの比較

届いたバルブカートリッジを古いものと比べてみます

以下の比較写真では左側が新品です

外観

古い方はシートパッキンが取れています

底面

施工の準備

使用しないピンを取り外します

バルブカートリッジの取り付け

届いた部品には部品交換説明書が付属していました

付属の部品交換説明書

なお、LIXILのサイトにも施工説明書があります

それほど難しい施工ではありません

古いバルブカートリッジを取り外したところから、施工を始めます

新しいバルブカートリッジの取り付け

新しいバルブカートリッジの取り付け

ネジ穴の位置が重要なので、だいたいの位置を合わせます

カートリッジカバーの取り付け

これもバルブカートリッジのネジ穴と合わせて被せます

止めねじの取り付け

止めねじの取り付け

このとき止めねじが、混合栓本体のネジ穴にしっかりと噛んでいるか確かめます

止めねじの取り付け

混合栓本体のネジ穴に差し込まれている感触を確かめながらネジを締めます

化粧カバーの取り付け

これは手で嵌めます

シングルレバーの取り付け

バルブカートリッジの上部の突起にシングルレバーの取り付け穴を合わせて差し込み、取り付けねじで締めます

ネジは突起に噛めば良いので、きつくは締める必要はありません

レバーの稼働を確認

元栓を開いて、レバーの稼働を確認します

まとめ

新しいバルブカートリッジに替えてみたのですが、思ったほどの柔らかさではありませんでした

これは馴染んでいないのかなと思っています

しかし、シングルレバーの稼働に滑らかさはあります

古いものは滑らかさが掛けていました

初めての混合栓の修理でしたが、20年前の混合栓でも自前で直すことができました

特殊な工具を使わずにすんだことと、廃番品であっても、代替品が流通していることが上手くいった理由だと思います

また、LIXILは取替用部品、施工説明書などの情報をネットで公開していることも大きいと思います

20年前といえば、企業も情報公開をしていない頃です

それにもかかわらず、20年も前の商品のデータを惜しみなく公開する企業の姿勢は素晴らしいと思います

これで混合栓の自前修理のシリーズを終わりにします

<前の記事 | 次の記事>