- 自分ばかり苦労している
- 私はいつもダメだ
- あいつばかりどうして上手くいくんだ
- どうした良いんだか分からない
こんな風に考えて、不幸を感じるようになったら、幸せの4つの因子で自己分析してみたらどうでしょうか?
幸せの4つの因子
「幸せな職場の経営学」の著者である前野隆司さんは、因子分析によって幸せになる人には4つの因子があると教えています
やってみよう因子 自己実現と成長。人生の意義がはっきりしていて、そこに向かって前向きに成長していく人 ありがとう因子 つながりと感謝。他人と積極的につながり、感謝し、利他的な行動をしている人 なとかなる因子 前向きと楽観。自己肯定感が高く、笑顔で、気持ちの切り替えが早い人 ありのまま因子 独立とマイペース。他人と比較せず、自分を正しく理解し、自分らしく振る舞う人 (出典:産業カウンセリング 2020.10 No386)
不幸を感じるようになったら、その感じている気持ちと上述の4つの因子との関係を調べてみて下さい
「周りの人に比べて自分ばかりに負担がかかっているなんて、自分のことばかり考えて、利他的に行動しようという気持ちが減ってきているな」
「こんな難しい仕事なんか自分なんかにはできないと、自己肯定感が低くなってきているな」
「こんなことで悩んでいるなんて思われると恥ずかしくて、ありのままの自分を素直に言い出せなくなっているな」
「そんなこんなで、やってみようという気持ちが出ないでいるんだな」
こんな風に思えるようになれば、自分が不幸に感じる理由が分かり、気分が楽になります
やる気の出なかった自分の中に、もう少し頑張ってみようという気持ちが芽生えてくるかもしれません
あるいは、自分の思考の癖が分かって、「この癖を直せば、もう少し楽な生き方ができるかも」という切り替えに気づくようになります
自分を客観的に考えられるようになるだけで、楽になることもありますよ