「パラサイト 半地下の家族」を見てきました

2019年のカンヌ国際映画祭パルムドールを受賞した作品です

定職に就けない両親とフリーターの兄妹の4人家族が、兄が立てた計画で富裕層家族にパラサイトするストーリーです

その計画も予定外のことが起きて、家族は混乱に陥るのですが、そこで父ギテクが言いました

計画を立てても人生はその通りに行かない、だからわたしは計画を立てない

キム・ギテク(パラサイト 半地下の家族)

世の中には、計画を立てても上手く行く人と、そうでない人がいるような気がします

社会の隅に追いやられ、弱者と呼ばれる人々は、後者のケースが多いでしょう

無計画な人々を自己責任という言葉で片付けてしまうことは、社会を見る目がない愚かな行為だと思います

同じパルムドール受賞作である「わたしはダニエル・ブレイク」も同じ世界を描いています

「一部の人たちだけを見るのではなく、社会全体を良く見ることが大切である」と、これらの映画は訴えています

この映画と「わたしはダニエル・ブレイク」のように、最近のパルムドールは社会派の作品が選ばれるように感じます

同じパルムドール受賞作である「万引き家族」は未視聴ので、見てみようと思います