アイキャッチ画像:pixabay.com
<これはシリーズ記事です。シリーズ全体はこのページにある「本シリーズの記事一覧」をご覧下さい。>
シナリオの作成とビジョンの作成に順序はありません
シナリオもビジョンもブラッシュアップをしながら最終案に近づけていくため、同時並行の作業になります
前回のユニクロのビジョン「服のチカラを、社会のチカラに。」のように、ビジョンはキャッチフレーズの形をとります
ところで、ビジョンはなぜ言葉にする必要があるのでしょうか
ビジョンを言葉にする必要性
ビジョンと言っても、将来がビジョンで描いた姿になる保証はどこにもありません
しかし、人はビジョンに共感するとチーム一丸と事業活動を続けます
所詮フィクションに過ぎないビジョンに、なぜ人々は力を結集するのでしょうか
その答えは、サピエンス全史の著者ハラリ教授が教えています
「人にはフィクションを信じる力があるから、集団の力を生む」
このことは以下の記事でお話ししました
この原理があるから、ビジョンの言葉にするのです
ビジョンを言葉にするときには、ビジョンを実現するシナリオを端的に表す力強い言葉を選びましょう
その様な言葉は人々に勇気と希望を与え、組織の結束力を高めることに繋がります
次回は、言葉にしたビジョンの浸透策についてお話しします(つづく)