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トップの思いを聴き、自分たちの思いを語り合うことで、次第に自分たちがどのような会社あるいは職場を築いていきたいのかというビジョンがおぼろげながら浮かび上がってきます
ここからは、そのビジョンを実現するためのシナリオを作成するプロセスに入ります
自分たちを知る
自分たちを知るためには、2つのことが理解しなければなりません
それは、外部環境と内部環境です
外部環境とは、会社や職場を取り巻く環境のことです
内部環境とは、会社や職場が持っているものです
これらをできるだけ正確に理解することで、ビジョン実現に対して自分たちがどのように向き合っていけばよいのかが見えてきます
外部環境を理解する
外部環境を理解するということは、自分たちがどのような外部環境に取り囲まれており、それが今後どのような変化をしていくのだろうかと見通しをつけることです
外部環境には以下のようなものがあります
- 社会環境
- 政治環境
- 経済環境
- 技術環境
- 自然環境
- 文化環境
これらの外部環境はどのような変化にあるのかを理解します
社会環境では、少子高齢化、労働力不足、労働市場の流動化、都市と地方の格差、法令改正などがあるでしょう
政治環境では、国際関係の不安定化、米中対立、省エネ・再生エネ中心の行政、SDGsへの取り組みなどがあります
経済環境では、日本経済の低成長時代への突入、新興国の台頭、市場のトレンドなどがあります
技術環境では、AI・ロボット技術革新、中国主導の技術開発といったものがあります
利害関係者を理解する
自分たちの会社や職場には、以下のような利害関係者が存在します
- 顧客
- 従業員
- 協力会社
- 地域
このような利害関係者も外部環境変化の影響を受け、変わることがあります
顧客では、商品からサービスの販売、受託型から共創型などがあります
従業員では、高齢化やモチベーションの低下などがあるでしょう
環境変化を捉える
このような外部環境や利害関係者の変化が、自分たちの会社あるいは職場にどういう影響を与えるのかを考えます
影響には2種類があります
それは機会と脅威です
外部環境の変化や利害関係者の変化が、会社や職場にどのようなビジネスの機会をもたらすのか、あるいは、どのような脅威が予測されるのかを洗い出していきます
次回は、内部環境についてお話しします(つづく)