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「自分の職場でも組織風土改革をやってみたい」と思いになった貴方が社員の方でしたら、どのようなアプローチがあるでしょうか
何の権限も持たない社員だからといって、組織風土改革ができないということはありません
ここではそのような社員の方々が全社の組織風土改革に取り組むことを考えてみます
仲間を作ろう
職場の現場を一番詳しく知っている人は、社長といった経営幹部や貴方の上司でもなく、貴方自身です
それだけ現場の問題を身近に感じており、その情報も豊富に持っています
そしてその問題は一見貴方だけの問題と思われるかもしれませんが、貴方一人で完結する仕事というものはないので、周りの人たちにも影響を与える問題でもあるのです
関係しそうな仲間同士で集まり、問題を確認し合う場を作りましょう
職場の中で語りあって、共有し、職場の業務課題として認識することから始めます
その上で、この業務課題を会社の問題として認識してもらうために、職場の上司に進言しましょう
物事は目線を変えることで違った見え方できることもあります
社員とは違った目線を持っている上司がその課題を見ることによって、解決できることもあるかもしれません
あるいはその課題が組織にまたがるものであると判れば、上司からより上の立場の方にエスカレーションをしてもらうこともできます
一人では難しいことでも仲間を作ることによって組織を動かすことができると実感することが大切です
改善策を提案しよう
組織が抱えている課題が組織風土に関わることでしたら、そのことに詳しい専門家が身近にいないか探してみましょう
あるいは、コミュニケーション、人間関係、モチベーションや心理学に貴方が興味を持っているようでしたら、一層のこと貴方が勉強してみたらどうでしょうか
そこで学んだことから組織で抱えている課題の解決策を考え、職場の中で提案してみるのです
例えば、組織の中の意思疎通がうまくいっていないとか、信頼関係が築けていないといった課題があるようでしたら、職場の定例ミーティングの中で各自持ち回りの3分間スピーチを提案し、職場のメンバー同士の親和欲求を生み出し信頼関係を改善していくといった取り組みを貴方が初めてみるのです
自分が学んだことが成果として出て来れば、達成感や貢献したことによる満足も得られますし、何よりもご自身のの成長を感じることでしょう
このサイトでも組織風土改革に関する情報を発信していますので、是非活用してチャレンジして欲しいと思います
このシリーズでは、組織風土改革をやってみたいと思った人の立場に応じて、どのように進めていった方が良いのかについて考えてきました
楽しく働けるような組織風土づくりに向けて、それぞれの立場で活躍することをお祈りしています
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