自己研鑽がダントツで低い日本の働く人たち
パーソル総合研究所のニュースリリース(2019年8月27日)より
パーソル総合研究所、日本の「はたらく意識」の特徴を国際比較調査で明らかに国際競争力低下の懸念。日本で働く人の46.3%が社外で自己研鑽せず – パーソル総合研究所自己研鑽の低さは、ワースト2位のオーストラリアと比べて24.8ポイントも差があり、ダントツに低いそうです
さらに、出世意欲も14の国・地域で最も低い
仕事選びで重視する点については、「1位=希望する年収が得られること、2位=職場の人間関係が良いこと、3位=休みやすいこと」だそうです
1位の年収は、他国も1位ないしは上位だが、「職場の人間関係」や「休みやすさ」は日本のみベスト3に入っており、独自の傾向が見られます
これは、実際の職場が、そうでないことの裏返しと言えそうです
職場の人間関係にストレスを感じる日本の働く人たち
チューリッヒ生命の調査(2017年5月25日)では、ビジネスパーソンのストレス要因のトップは上司との人間関係で、同僚、取引先、部下との人間関係も含む「職場の人間関係」にストレスを感じている実態があります
ビジネスパーソンの抱えるストレスを全国一斉調査 | チューリッヒ生命人間関係は国際比較でも良いとは言えず、このことが働く意欲を削いで、自己研鑽したいという気分になれないのかもしれません
国際競争力を考えると憂慮すべきことです
国際競争力を上げるためには
職場の人間関係を改善し、自分の会社人生の将来の展望が描けるようになり、働く意欲を持ち上げられるようになれば、自然と自己研鑽するのではと考えます
職場の人間関係の改善が処方箋でしょう