久しぶりに自前修理の投稿です
今回はドアクローザーです
ドアクローザーとは
ドアクローザーって余り聞き慣れない言葉ですが、皆さん毎日目にしているものです
毎日目にしていていても、いざ名前を問われると分からないものって結構ありますよね
先日、ポストにドアクローザー交換修理のチラシが入っていたので、「ドアクローザーっていうんだ」と学びました
我が家のドアクローザー
このチラシにも書かれていたのですが、最近、我が家の玄関のドアが大きな音を立ててバタンと閉まるようになりました
結構勢いよく閉まるので、指など挟んだら怪我をしそうです
チラシを見て、交換しないといけないかなあと思ったのですが、そもそもうちのドアクローザーのメーカーはどこだろうか?と疑問が湧きました
上の写真をひと目見ても、どこにもメーカーの銘板がありません
そこでよく見てると、本体の下部分の突起のカバーに「MIWA」と書かれていました
美和ロックです
美和ロックと言えば、錠前のリーディングカンパニーです
ドアに関係するものなのでドアクローザーも商品として持っているのですね
それなら交換するときも美和ロックにすればいいかなあと思ったのですが、なんと「ドアクローザーは2021年3月で事業終了」とWebページに書かれていました(こちら)
交換するには、互換メーカーの商品を探さないと行けません
開閉スピードの調整
本体を交換する前に「何かできることはないか」と思って、本体の吊り元側をよく見ると、何やら調整できそうなネジが見つかりました
なお、吊り元とは、ドアの蝶番が付いている部分のことです
以前建築関係の仕事をしたときに、この言葉を覚えました
余談ですが、両開きドアのうち、左右のドアの幅が違うものは親子ドアと呼ぶことも、このときに知りました
①、②、③と3つのネジがあります
③のネジには太い矢印と細い矢印が書かれており、この3つのネジは、反時計回りに回すと早くドアが閉まり、時計回りに回すとゆっくりドアが閉まることが分かりました
ドア全開にし、閉まるまでの間を3つの区間に分けて「第①区間、第②区間、第③区間」とすると、それぞれの区間のスピードを3つのネジで調整します
すなわち、①が閉まり始め、②が中程、③が閉まる直前のスピード調整ができるのです
第①区間で早く、第②区間で少しゆっくりになるようにスピード調整し、5秒ぐらいで閉まるように調整しました
第①区間と第②区間のスピードの差を大きくすると、ドアクローザーに負担が掛かるようなので、余り差をつけないようにします
ドアクローザーを交換する際の注意点
ドアクローザーにはオイルダンパーが使われており、これでスピードの調整をしています
このオイルダンパーには寿命があり、ネットやチラシの情報によると寿命は15年だそうです
「オイルが漏れる」とか「開閉スピードの調整をしてもドアがバタンと閉まってしまう」ようになったら、交換でしょう
ドアクローザーは一般的なドライバーで締められそうなネジで留められており、ドアクローザー本体もネットでも購入されているので、自前修理ができそうです
ところが、ドアクローザーはドア本体とドア枠にネジで直付けされていることから、ネジ径や長さが交換によって変わるようなことになると、専用工具を使って新たにネジ穴を切らないといけません
その様な場合は、専門業者に依頼する方が良いでしょう
冒頭でご紹介した専門業者のチラシをみると、以下の金額が書かれていました
ちなみに専門業者に依頼するときの相場は1万5千円から2万円だそうです
私は、自前修理を目指しています
交換するようなことになったら、恐らくネットで調達して、5千円ぐらいですませようと思います
実際に交換することになったら、このブログでレポートします(終わり)