前回の投稿で、悲観的思考の私が、楽観的な思考に切り替えようと中々できないという話しをしました。解決策を見出せないままでしたが、村上華子さんというヨガインストラクターのブログで、良いヒントを見つけました。

「生まれて何十年も付き合ってきた思考の癖、特にネガティブなものをポジティブに変えるというのは至難の業。・・・(中略)・・・実は「行動」することで「感情を切り替える」ことができます。」

とのこと。今まさに私が必要な技術です。

「ヨガの正しい姿勢をキープするために使う筋肉「抗重力筋」を鍛えることで脳に指令が届き、心を安定させる脳内伝達物質「セニトロン」の分泌を活性化します。・・・(中略)・・・・実は、顔にも抗重力筋が多くあるので、口角をキュッと上げて表情を豊かにすることで脳が活性化、セニトロンの分泌を促します。」

彼女に言わせると「幸せだから、笑う」のではなくて、「笑顔でいるから、幸せになる」のだそうです。

試しに「口角をキュッ」と上げて笑顔を作ると、幸せな気分に満たされ、不思議な気持ちになります。この表情で深呼吸をするととっても空気がおいしく感じ、幸せな気分に満たされます。

思い返すと中学生か高校生の頃から、難しい顔をするようになりました。会社勤めするようになってから、その表情でいることが当たり前のようになりました。この表情がエンジニアである私の制服であるかのようにです。「難しい仕事をやっているのだから」という他者に向けた自己アピールのようなものだったのかもしれません。パソコンに向かっている私は、声のかけにくい社員になっていました。この習慣が私の悲観的思考の癖を強化することになったのかもしれません。

しかし、「口角をキュッ」と上げる笑顔が私の鉄仮面を内側から打ち砕いてくれるような気がします。

私の中に棲みつく思考の癖が改善できそうな気がします。