なるほどと思わせるブログがあったので、紹介したい。

私はこの発想の転換に大きな気づきを与えられた。

「自信」というと、つい「他人にみせても恥じることの無い自分の特性」と考えてしまいがちだが、このブログで主張している様に、本来なら自分の内側に働く「心の作用」なのだろう。

日記を付けている人ならば、1年前の自分がどんなことを大切にしていて、どんな生き方をしていたかが簡単に分かる。

「ああ、1年前はこんな馬鹿なことで悩んでいたんだなあ」と感じれば、そこに自分の成長を見出すことができるだろう。

間違いなく自分は良くなっている。そして未来はより明るくなるだろうと感じる事ができる。

自信は、そんな自分の生き方を支えてくれるのかもしれない。

《自信を持つ秘訣は、他人ではなく1年前の自分と比べること》

2014年6月25日 21:00

同業者の仕事や作品を見て、自分のやってきた仕事の質や量がまだまだだと落ち込むことはよくあります。最近「Designer News」で、フォントデザイナーのJessica Hischeさんが、自分を責めすぎないことが大切、とアドバイスをしていました。

私にとっての自信というのは、自分がすごいと思っている人と、過去の自分に対する自己評価を比べた結果でした。自分よりかなり経験豊富な人の仕事と自分の仕事を比べたりしたら、落ち込むのも当然だと思います。毎月、毎年、少しずつ成長し続けている間は、自信を持ってこう言いましょう。「私は少しずつ良くなっている。完ぺきではないかもしれないけど、そんな人はいない。誰もが常に成長し、向上しているんだ」自分の仕事を見て「なんてレベルが低い仕事だろう」と思うのはやめて、「去年の仕事よりはるかにマシだ」と思いましょう。

今や世界中の何百万という人の仕事をオンラインで見ることができる時代なので、自分の能力に自信が持ちにくいという話をよく聞きます。しかし、自信を喪失する必要はありません。もっと自信を持った方がいいです。アメリカの作家セス・ゴーディンさんは、原文筆者が自信を無くして落ち込んでいる時に、同じようにこんなアドバイスをしてくれました。

他人を基準に自分を判断してはいけない。人にどうすれば上手くいくのか、どうすれば上手くいかないのか、などと聞いてはいけない。自分で学び、試し、実験するのだ。あとは粘り強くやること。

他人と比べて一喜一憂するのではなく、自分が成長できているかどうかに注目するようにしましょう。