ネガティブ思考の部下はいませんか

新しい仕事にアサインしたいのだけど、「上手く行く自信がない」と固辞して、引き受けたがらない、そんな部下です

ネット記事に「防衛的悲観主義」というキーワードがありました

そこで注目したいのが、米国の心理学者ジュリー・ノレムとナンシー・キャンターの「防衛的悲観主義」という考え方である。

防衛的悲観主義とは、これまで実績があるにもかかわらず、将来のパフォーマンスに対してはネガティブな期待を持つ傾向を指す。実際には成果を出しているのにもかかわらず、「今度もきっと上手くいく」と楽観できないまま、「上手くいかなかったらどうしよう」と不安になるタイプである。

ポジティブなのに結果が出ない人、不安が強いのに結果を出す人 | イライラ・モヤモヤ職場の改善法 榎本博明 | ダイヤモンド・オンライン 

まさにこのような部下ですね

この記事には、扱い方の留意点も書かれています

このタイプの場合、将来のパフォーマンスに対して不安があり、楽観的になれないがために、起こり得るあらゆる状況を想定し準備を行っていることが、成績の良さにつながっているのである。そのようなタイプに対してうっかりポジティブ思考を吹き込んでしまうと、せっかく上手く機能していた成功回路を崩し、かえってパフォーマンスを下げてしまうことになるから注意しなくてはならない。

ポジティブなのに結果が出ない人、不安が強いのに結果を出す人 | イライラ・モヤモヤ職場の改善法 榎本博明 | ダイヤモンド・オンライン 

このような部下にはどうしたらよいでしょうか

実は、私がこのタイプなのですなので、この気持ちはよく分かります

失敗することが怖いんですよね

その私だったら、上司になんて言って欲しいか

「失敗しても、俺が尻を拭ってやるから、自分の思うとおりにやってみろ」と言って欲しいですね

そして、時折、仕事の状況の振り返りに付き合ってくれるだけでも元気が出て、仕事に向き合うモチベーションが上がります