14年前に購入したデロンギのオイルヒーターが壊れました

14年使っているデロンギのオイルヒーター

スイッチなどの操作パネルのあるベゼル下部から、派手に火花が出たそうです

この部分から火花が(写真は修理した後)

ベゼルを下から覗くと、電源コードが断線し、ショートしていることが分かりました

断線していた電源コード(修理した後の様子。黄色の絶縁テープあたりが断線)

断線した電源コードを接合すれば直ると見込み、ベゼルを外しにかかりました

ベゼルの下にあるキャスターを2本のネジを緩めて外すと、ベゼルと本体を繋げている1本のネジにアクセス出来るので、それを緩めてベゼルを外します

断線した電源コードをどうやって接合させようかと考えました

以前に電気修理を行ったときに使った閉端接続子とスプリングワイヤーコネクターを見つました

スプリングワイヤーコネクターは、こういうものですが、抜けることが心配だったので、閉端接続子でしっかり接合することにしました

ところが、持っていた閉端接続子は、小さすぎて、2本の電源コードが入りません

サイズにあった閉端接続子を購入する必要があります

電源コードはより線です

直径0.18mm(半径0.09mm)だと思いますが、それが80本ぐらいからなるものでした

0.09×0.09×3.14×80=2.03平方mm

2平方mmのより線が2本入ることのできる閉端接続子を購入しました

200円ぐらいです

閉端接続子

以前はペンチで潰していたのですが、オイルヒーターの電源コードはしっかり接合させようと思い、専用の工具も購入しました

2,700円ぐらいでした

買ってきた閉端接続子を使って、電源コードを接合します

このサイトのやり方を見て、行いました

しっかり接合されていることを確認し、ベゼルを本体に取り付けて修理を完成させました

このオイルヒーターは温度調整がメカ式で、仕組みがシンプルです

物理的な劣化がなければ、まだまだ使えそうです

楽しい電気修理でした