自家用車を所有していた頃は「バスとかタクシーなどの営業車にぶつけないように気をつけよう」と考えながら車を運転していました
幸いにもそのような事故を起こさずに現在に至っていますが、先日バスの乗客の立場で事故に遭遇しました
ぶつかる〜
その日はコミュニティバスの最後部の座席に座っていました
交差点の信号待ちでバスは止まっています
片側2車線の右側です
すると左側の車線にいた乗用車がゆっくりとバックしてバスの方に近づいてくるではないですか!
「信号待ちしているのに何でバックしてくるの?」と思いました
ギアをニュートラルに入れた車が、パーキングブレーキを入れ忘れて坂道を下がってきたというような感じでした
オートマが多いご時世でそんなことがあるのかなと思いながらいると、軽い接触音がして、バスが揺れました
「えっ!?」と多くの乗客が声を上げました
乗用車のドラーバーが衝突に気づいたのか、慌ててバスから車両を離します
そのときの写真がこちら
座っていたバスの座席から撮りました
フェンダーに擦り傷がありますね
えっ?これからどうなるの?
乗用車のドライバーが降りてきました
乗客の誰かが「年寄りじゃないの?」と話ししています
最近のニュースで高齢者の事故の報道をよく見ますからね
意図の分からないバックだったものですからそう思ったのかもしれませんが、期待に反してドライバーは若い人でした
バスの運転手と事故の状況を確認していると、交差点にあった交番の警官がやってきました
バスの運転手が乗客に「怪我はありませんか?」と確認した後、警官に「先の路肩に駐めます」と言って、路肩に停車しました
初めての経験でしたから「えっ?これからどうなるの?」と思いましたが、きっと実況見分とかやるんだろうから降ろされるのかなと思いました
この後、バスの運転手が「先の停留所まで移動します」と数十メートル先の停留所に移動し、「すみませんが、後続のバスに乗り換えてください」と言いました
営業停止宣言です
私は思わず、「えっ、またお金を払わないと行けないの?」と声を出してしまったら、隣のおばちゃんが「大丈夫よ。返してくれるわよ」と言っていたら、運転手が払い戻し券をくれました
このコミュニティバスは料金一律100円で、払い戻し券は次回の乗車にも使えるようです
停留所で降りて、バスの損傷具合を見ました
ぶつかったというよりこすった感じですね
どうしてバックしたのかは謎です
後続のバスまで時間があったので、結局バスには乗らず目的地まで歩きました
コミュニティバスは本数があんまりないんですよね
ところで、乗用車のドライバーはどうしてバックしたのかは謎のままです
右ハンドル車だったので、直ぐ隣にバスがいることは分かっていたと思うのですが・・・
それはさておき大きな衝突事故ではなくて良かったです