在宅勤務が恒久的な働き方となるのであるなら、働く人々にとって人生を楽しめるような在宅勤務を考えることは有意義だと思います
ここでは、働くこと通じて人生を楽しむためには「どんな在宅勤務が必要なのか」について、働く皆さんが職場で考える方法についてお話ししたいと思います
これまでの記事はこちらをご覧下さい
共感のステップが終わりましたら、最終のステップは覚悟となります
ここでは覚悟のステップで行うことをお話しします
なぜ覚悟が必要なのだろうか
「覚悟」って言われて、びっくりされた方もいると思います
まず、「なぜ覚悟が必要なのだろうか」ということについてお話ししてみたいと思います
新しい働き方である在宅勤務が導入され、言われた通りにICTなどの仕組みを導入し、会社が決めた規則に従って在宅勤務を始めたころは、在宅勤務に適応できずにいても、「そのうち落ち着いたら、元に戻るだろう」と考えて、多少の不自由を感じて生産性が落ちたり、予定通りのアウトプットが出なくても、「新型コロナウイルスのせいだから」と他人事でいることもできたでしょう
しかし、職場で、見極め→空想→共感のステップを経ながら皆で考えることによって、「今のやり方ではダメだ」と十分に自覚することができたと思います
この自覚が、新しいやり方を職場にビルトインするときにはとても大切なことです
なぜなら、その態度は他人事ではなく、自分事としてとらえているからです
自分事でとらえている限り、これから起きるであろう不測事態に対して、正面から向き合うことができるからです
想像のフェーズでみんなで議論したことの中には、新しいやり方に変えるために、これからやらなければならない施策が浮かんできたことと思います
これらの施策に取り組むときに、挫折しそうになり、「やっぱり以前のやり方の方が良かった」という声が必ず上がるかもしれません
最後のステップである覚悟は、そのようなときのための決意表明になります
挫折しそうになっても、「在宅勤務を前提とした働き方に変えなければならない」という覚悟があれば、乗り越えることができます
これが「覚悟」が必要な理由です
さあ、職場で考えてみよう
「働くこと通じて人生を楽しむためには、どんな在宅勤務が必要なのだろうか」
このことについて、働く皆さんが職場で考える方法について、9回に分けてお話ししてきました
このシリーズも今回が最後です
在宅勤務が恒久的な働き方となるのであるなら、働く人々にとって人生を楽しめるような在宅勤務を考えることは有意義だと思います
是非皆様も職場で考えてみて下さい