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自前で水回りの修理を行いましたので、その顛末をシリーズ「混合栓を自前修理」で紹介をします

修理したのは洗面所の混合栓です

洗面所の混合栓のシングルレバーが固い

きっかけは、洗面所にある混合栓のシングルレバーの固さに気づいたことです

洗面所の混合栓

我が家の洗面台の混合栓です

気のせいかなあと思って、家族にも話をしたら、やはり「最近、固い」と言ってました

固くなると、1回で期待する水量が出ずに、もう一回レバーを上げるという煩わしさがあります

また、レバーが固いので、締めたつもりだったのがしっかりと閉まっておらず、水がちょろちょろと出っぱなしになっていたこともありました

一日に何度も使う洗面台ですから、ちょっとしたことが積み重なるとストレスになります

どうやったら、直せるのだろうか?と見当もつかずに、困り果てました

固い原因を探る

「混合栓 固い」と検索すると、「グリスを塗れば良い」とか、「パッキンを取り替える」と言ったページに行き着きますが、色々と検索するうちに、シングルレバーの混合栓は、「バルブカートリッジ」というものがあって、このバルブが次第に固くなるということが分かりました

バルブカートリッジは、水と湯を混ぜるもの部品です

そこで、混合栓の仕様を調べた方が良いと思い、メーカーと型番を調べました

混合栓の型番

うちの混合栓はINAX製で、型番がLF-4350Sでした

INAX(今はLIXILになります)の取説や施工説明書が検索できるサイト「いいナビ」で調べると、ここに載っていました

LF-4350Sの写真
出典:LIXIL

全く同じ形です(綺麗ですね)

サイトにある「取替用部品」を見てみると、販売された期間によって、使用されている部品が違うようです

特に混合栓の製造年月日が「1999/06~2003/11」と「2003/11~2010/12」ではバルブカートリッジの種類が異なり、前者の品番が「A-1943-12」、後者が「A-3830-20」となっています

(ちなみにLIXILではバルブカートリッジと言わず「シングルレバーヘッドパーツ部」と呼ぶようです)

今の洗面所の施工は2000年前後に行ったと思うのですが、記憶が定かでありません

しかも、品番「A-1943-12」のバルブカートリッジは廃番品となっており、こちらだと調達ができないかもしれません

いずれにせよ、バルブカートリッジを交換するには品番を特定しなければなりません

混合栓の製造年月日が「1999/06~2003/11」と「2003/11~2010/12」では、構造が違うようなので、分解して確かめることにしました(つづく)

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