走ることが苦しくなるとき

毎朝のルーチンで走っていると、走ることに義務感を感じることがあります

  • 前日の疲れが残っている
  • 朝の天気が悪い
  • これからの予定に心配事がある

こんな時は、気分よく走ることができず、「足が重い」、「呼吸が苦しい」と苦しさを感じながら走ることになります

こんな走り方が毎日続くと、「走る=苦しい」が擦り込まれて、次第に楽しい走り方を忘れてしまいます

しかし、この「苦しい」と思う気持ちは、根拠がなく、結構いい加減だなと思う体験をしました

苦しくないと思って走ってみる

「苦しくない」と思いながら走ってみたのです

  • 「足は重くなく、全然軽いじゃん!」
  • 「腕の振りと足がスムーズに連動しているわ!」
  • 「気持ちいい!」

すると、本当に苦しいと感じなくなるのです

実を言うと、前々日にブルガリアン・スクワットをやり過ぎて、大腿四頭筋に痛みがあり、階段の登り下りが辛い状態でした

そんな足の状態にもかかわらず、足が重いとかんじなくなるのです

人間の認知能力はいい加減なものだと思いました

要は、苦しいと思えば身体は重くなるし、苦しくないと思えば身体は軽くなるのです

だって、毎朝2キロ程度のランニングなんですから、身体の限界まで疲れることはないのです

身体が解き放たれる

「苦しくない」と思いながら走っていると、全身の至る所が軽くなるような感じがしました

「解き放たれた」

という感覚でしょうか

まるで自由になったような感覚です

するとどうしたことでしょう?

1キロのタイムが20秒近く縮まっているのです

ここのところ、タイムに変化がありませんでした

タイムが伸び悩んでいるのは、自分の「苦しい」と思う気持ちが、ブレーキをかけていたのですね

楽しい走りを久しぶりに体験しました