続きを読む

3. 風土改革に必要な専門知識:モチベーション理論が組織風土改革に必要な理由を教えます(4)目的

前回にひきつづき、モチベーション理論の知識が組織風土改革に必要な理由についてご説明します 目的 哲人ハイデガーは「人間は目的を喪失することに耐えられない」という人間観を持っていました 働く現場では、社員には働く目的、組織には存在目的といったところで使われる言葉です 特定の目的のために始めた施策が、いつ...
続きを読む

人間は目的を喪失することに耐えられない

ハイデガーの人間観 佐伯啓思さんの著書「20世紀とは何だったのか」で紹介されていた哲学者ハイデガーの人間観です 人間は目的を喪失することに耐えられない 働きながら人生を楽しむために必要なことが目的だと、私は思っています なので私が社内で進める組織風土改革は、社員に自分の目的を定めることを重視します な...
続きを読む

会社の利益が社員の損失となっているようでは、会社と呼べない(職場が一丸となって働きたいと思えるように)

会社とはどういう組織であるべきか アメリカの社会学者マッキーバーは、自然的結合により作られた集団をコミュニティ、人為的に作られた集団をアソシエーションと分類しました この定義によると、会社はアソシエーションに位置づけられます その定義をスーパー大辞林から引用しましょう アソシエーション アメリカの社会...
続きを読む

職場でありがちな不平不満への対処には本来の仕事の意味を思い起こさせるような働きかけをしましょう

不平不満でありがちなもの 組織風土改善のアイデアを広く社員に求めるためにアンケートをとることがあります アンケート結果を分析して、職場で何が起きているのかを見ます 「なるほど」と思えるものもあれば、「一見もっともで大筋は了解できるけど、じゃあ一体どうすればいいの?」と思う意見もあります 例えば、社内業...
続きを読む

ロス市警の映画からモチベーションを考える

LAコンフィデンシャルを見た。 CBSのTVドラマ「メンタリスト」の主役サイモン・ベーカーのアメリカ映画のデビュー作で、「どんなチョイ役なのかな?」が知りたくて、見た。 ケヴィン・スペイシー、ラッセル・クロウ、ガイ・ピアースと素晴らしい俳優が出演しているが、ストーリーが難解で一度見ただけでは分からない...