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ここでは、この課長対話学習会を「組織風土改革の中でどのように使うか」についてお話しします
私が実際に社内の風土改革に携わって分かったことは何かというと、「マネージャーによって職場の雰囲気は変わるんだ」ということです
ある職場では従業員意識調査のエンゲージメントスコアが低迷していたのですが、部長が替わった途端に職場の雰囲気が変わって、このスコアが劇的に変わったところを見ました
このことから「職場風土を変えるには、マネージャーの教育がポイントになる」という原則が導かれます
私の会社の風土改革活動の中で、この課長対話学習会は「課長交流」の位置づけで始めました

そしてこれはマスタープランのステップ1の活動「③横のつながり強化」として実施したことをこちらの記事で紹介しています

しかし、上記の「職場風土を変えるには、マネージャーの教育がポイントになる」という原則に従うと、この活動は(ステップ1に限らず)組織風土改革の全域にわたって行われる活動として実施すること正しいと思います
そして、組織風土改革の諸施策の実行はマネージャー中心で行われので、施策実行をフォローアップする場として、この課長対話学習会を使うことが有効だと思います