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全国農協観光協会が主催する「快汗!猫の手援農隊」という農業ボランティアに惹かれながらも、中々行動に移すことができずにいました

そんな私が「やってみよう」と決心した理由についてお話ししますので、同じように迷っている方がいらしたら参考にして下さい

行動に移せなかった理由

やってみたいなあとは思っていたのですが、できない理由がありました

持病

私は腰椎椎間板ヘルニアの持病を持っています

次の記事でご紹介した治療法を試してからは、不自由のない日常生活を送れるようになりました

とは言うものの、日常生活と農作業では腰への負担が違うのではないかという不安がありました

さらにこの持病の発症が旅先だったものですから、宿泊先から救急車で搬送された嫌な思い出もあります

遠方のボランティア先で同じことが起きたら目も当てられません

なので、中々行動に移せずにいました

宿泊施設

協会の企画では宿泊先も提供されるのですが、大半が民宿の相部屋となっています

どんな人と一緒になるかわかりません

いびきのひどい人と一緒の部屋になっても、部屋を変えてくれとは言えないでしょう

寝不足のままでは翌日のボランティア活動に差し支えます

できればビジネスホテルのシングルに泊まりたいのですが、中々その様な企画はありません

やってみようと思ったきっかけ

定期的に送られてくる情報誌「ふれあい」で「快汗!猫の手援農隊」の企画を「やりたくてもできないなあ」といういつもの気持ちで眺めていたら、「みかん収穫隊」の企画が目に留まりました

「えっ、これ良いじゃん!」と思い、やってみようと思いました

不安の解消

上述したとおり、行動に移せなかった理由に「宿泊施設」があるのですが、その企画は宿泊先がビジネスホテルのシングルに寝泊まりができるのです

良いですねぇ

それなら、残りの「持病」が解消できればと思い、協会に電話をしてみました

私「腰椎椎間板ヘルニアの持病があるのですが、そんな私でもボランティアに参加できるでしょうか?」
協会「今回のお申し込みには男性の方がたくさんいらっしゃるので、現地での役割分担で参加できると思いますよ」

とのことでした

それなら現地で事情をお話しして、腰の負担のない農作業ができそうです

これで、私の不安は解消されました

Go To トラベル キャンペーン

Go To トラベルは新型コロナウイルス感染症の流行によって疲弊した日本経済を再興させることを目的とした政府の経済対策です

このキャンペーンが7月から開始され、この企画も対象になりました

35%の割引と、15%のクーポン券がもらえるのは魅力です

初めての農業ボランティアの後押しとなりました

会社の制度

会社にはボランティアを支援する制度がありました

ひとつは、ボランティアを目的とした休暇が取得できるという制度です

もちろん有給です

この制度は以前からあるのですが、一度も使ったことがありませんでした

定年前に一度ぐらい使っても良いかなと思ってました

もう一つが、ボランティアにかかる費用の補助です

会社の福利厚生はカフェテリア方式をとっており、毎年ポイントが付与され、ライフスタイルに合わせて福利厚生のサービスを得られるのですが、そのポイントを使ってボランティアにかかった交通費や宿泊費をキャッシュバックしてくれます

このポイントも定年前に失効してしまうので、早いうちに使っておかないと思っていました

みかんが好き

私はみかんが好きです

かといって収穫したみかんを頂くわけにはいきませんが、日頃食しているみかんの生産現場はどういうものか知っておきたいことと、生産者の方と交流したいなあという気持ちがありました

Go To トラベルで頂いたクーポン券を使って、地元の取れたてみかんが詰まったみかん箱を購入し、自宅に送りたいと思っています

以上のような「やってみようと思ったきっかけ」ができたので、協会に申し込んでみようということになりました

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