<これはシリーズ記事です。シリーズ全体はこのページにある「本シリーズの記事一覧」をご覧下さい。>
前回の記事では、古いUパッキンを取り外して新品のUパッキンと比較し、これが原因で水漏れしていたのではないかと推測できました
今回は、新しいパッキンを取り付けて、水漏れが解消できるかを検証してみます
混合栓本体
上下のUパッキンが取り外されています
これから混合栓本体にUパッキンを取り付けますが、取付には注意が必要です
以下のように、Uパッキンに取付の向きがあるからです
「U」の形をしているのは、Uの凹んだ部分で水圧を受けて、パッキンを広げ、水漏れしにくくするためと思われます
下側Uパッキンの取り付け
向きを間違えないようにセットします
下側Uパッキンの取り付け
上側Uパッキンの取り付け
これも同じく向きを間違えないようにセットします
上側Uパッキンの取り付け
Uパッキンを取り付けた混合栓本体
吐水口の取り付け
手で混合栓本体に取り付けます
吐水口の取り付け
しっかりと下まで差し込みます
求心性リングの取り付け
リングを広げて本体に取り付けます
広げすぎてリングを割らないようにします
バルブカートリッジの取り付け
3本のビスで取り付けますが、ビス穴が合うように取り付けます
バルブカートリッジの取り付け
カートリッジカバーの取り付け
ビス穴を合わせて取り付けます
カートリッジカバーの取り付け
カートリッジカバーの取り付け
カートリッジカバーの取り付け
ネジは均等に締めていきます
化粧カバーの取り付け
手で簡単に差し込めます
シングルレバーの取り付け
隠しネジの締め付け
隠しネジの締め付け
バルブカートリッジのピンにシングルレバーを引っかければ良いので、ネジはきつく締めなくても構いません
水漏れ状態の確認
暫く水を出しましたが、吐水口隙間から水が漏れることはありませんでした
(写真右端は水柱)
今回のキッチンの混合栓の水漏れは、バルブカートリッジの不具合ではなく、Uパッキンの劣化によるものでした
交換部品も安く、修理も簡単なので、同じ水漏れでお悩みの方は、自前修理にチャレンジしてみて下さい
今回の記事で「混合栓の水漏れ修理」シリーズを終わりします
<前の記事 | 次の記事>