<これはシリーズ記事です。シリーズ全体はこのページにある「本シリーズの記事一覧」をご覧下さい。>
この呑み鉄旅も2日目を迎え、今日はいよいよいすみ鉄道に乗って大原に向かいます
養老渓谷駅へ
旅館の人に駅まで送迎してもらいました
10:14発の上総中野行きまで時間があるので、缶ビールを調達します
このあたりにはコンビニはありません
やっているお店といえば角屋商店しかないので、そこで缶ビールを調達しました
上総中野までの乗車券を購入します
210円でした
使われていないホームの謎
養老渓谷駅はホームが2つあります
他の多くの駅と同じように駅舎側のホームだけが使われています
もう一つのホームは人が立ち入らないせいか荒れ放題となっています
大多喜駅はまだ綺麗に整備されていますが
それでも昔は使われていたはずですが、そのホームで降車した乗客が駅舎までどうやって渡ってきたが謎です
見た限りではその痕跡がないからです
そこで駅員さんに聞いてみました
反対ホームがかつて使われていた頃はホームに階段があり、それを通って駅舎の方に渡っていましたそうです
今は反対ホームが使われていないので、その階段は埋められています
駅員さんがいうには以前は列車も満員電車だったそうです
他にも使われていない施設を散策すると、ホームに引き込み線がありました
もう何年も使われていないようです
この駅名標も年期が入っていますね
平成20年の子年に設置された石像「キハチュー」
上総中野へ
10:14発の上総中野行きが到着しました
車両はキハ210です
誰も乗っていません
大多喜駅までの途中は、トンネルもあり、山奥の中を列車が走ります
秘境のような風景で、実際に携帯の電波が立ちません
しばらくするとそんな風景がなくなり、上総中野駅が近くなって来たことがわかるようになります
上総中野でいすみ鉄道に乗り換え
10:24に上総中野駅に到着しました
養老渓谷駅方面
10分ほど時間がありますので、小湊鐵道の終点マークを確認します
これが終点マークですね
これで小湊鐵道を全線走破しました
乗り換えるいすみ鉄道の車両が入線します
大原行きのいすみ鉄道の車両に乗り換えます
こちらはいすみ鉄道の終点マークです
いすみ鉄道台湾ランタン列車「祈福」
いすみ鉄道の路線は写真の通りです
大多喜駅で途中下車した後、大原駅に向かいます
随分と派手な列車ですね
乗り換えた列車は車内に提灯のようなものがぶら下がっていました
これは台湾集集線と姉妹提携7周年記念を記念した車両のようで、提灯のようなものは台湾のランタンだそうで、それを取り寄せて飾っているようです
それでは大多喜駅に向けて出発です
養老渓谷駅近くの角屋商店で調達したビールで乾杯です
小湊鉄道といすみ鉄道の違い
いすみ鉄道の車両に乗ったところで、小湊鐵道との違いを感じたところをお話しします
いすみ鉄道は車両もワンマン対応にしていたり、駅名の命名権を販売したりして商売上手という感じがします
台湾の鉄道会社との姉妹提携もそうですね
一方の小湊鉄道は駅舎も古く、車掌も乗車券を車内販売しており、ガマくちのバックを肩からぶら下げているところが昭和の雰囲気を醸し出しています
いかにもお金をかけていません
それでもタイムスリップした感じがして、昭和生まれの人は懐かしさを感じ、若い人には新鮮な感じを与えるのではないでしょうか
次回は、大多喜駅で途中下車し、日本酒の調達と鉄道に関係した施設を回ります(つづく)