10月下旬の休日は快晴でしたので、兼ねてから乗ってみたいと思っていた特急ラビューで秩父へ日帰り呑み鉄旅をしました

紅葉狩りができるかなあと思い、鉄道と日本酒だけでなく、ハイキングもしてみました

その内容をお話しします

ハイキングコース

ハイキングコースは「秩父 長尾根丘陵」を選択しました

西武秩父駅から荒川を渡り、音楽寺から秩父ミューズパークをめぐる長尾根丘陵のコースとなっています

西武鉄道が提供するコースマップはこちらにあります

帰り道に地酒「秩父錦」の酒蔵がありますので、呑み鉄用の日本酒はこちらで仕入れます

なお、西武鉄道では、お勧めハイキングコースを24本公開しています

西武鉄道のお勧めハイキングコースはこちら

紅葉はいつが良いか

生憎と10月下旬は紅葉には幾分早すぎます

秩父ミューズパークのイチョウは真っ黄色でしたが、このイチョウの葉が落ちる頃が紅葉の真っ盛りになると、酒づくりの森の職員の方が教えてくれました

11月中旬頃だそうです

なので、赤い紅葉を期待している人はその頃に訪れると良いでしょう

特急ラビュー

特急ラビューは首都圏近郊ではあまり見かけない奇抜な車両で、一度は乗ってみたいなあと思わせます

外観

水中メガネをかけた顔のようですね

横から見ると、まるで弾丸のようです

椅子は全部からし色でインパクトがありますね

窓もぎりぎりまで大きく広げています

内装

窓は足元まであるので、解放感があります

生憎、飯能から秩父の間は、谷間やトンネルが多く、景色が良いとは言えないのが難点ですが・・・

テーブルも2つあるので、たくさんものが置けます

パソコンのマウス置き場に困っている人は、手元のテーブルで操作できるので、助かるのではないでしょうか

足元には100Vのコンセントがあります

通路入口のドアの上にはモニターが2つ並んでおり、左側は進行方向の生映像が映し出されます

おそらく先頭車両の前面に据え付けられたカメラの映像でしょう

ネット予約は使い勝手がいまいち

特急券は駅の券売機のほかにネットでの購入ができ、その方法が二通りあります

  1. チケットレスサービス「Smooz」
  2. インターネット予約サービス

ところが、この購入方法がどちらも今ひとつなのです

  • チケットレスサービス「Smooz」
  • この方法は、事前にクレジットカードでポイントを購入し、保有しているポイントの中から特急券を購入する仕組みなのですが、ポイントの購入が千円単位でしかできず、どうしてもポイントの余りがでてしまいます

    そして、この残余ポイントは特急券の購入しか使えません

    特急券を頻繁に購入する方は良いかもしれませんが、私のように滅多に購入しない人にとっては残余ポイントの利用機会がなく、最悪有効期限(5年)が過ぎて西武鉄道に召し上げられてしまいます

    せめて、駅の売店で使えるなど他の使い道を用意して欲しいと思います

    なお、予約にはシートマップを使った席指定ができ、チケットレスであるのは良いと思います

  • インターネット予約サービス
  • この方法は、予約のみで、購入は券売機になるのですが、この方法で予約できる席数に制限をかけているようです

    と申しますのも、「Smooz」で席数が十分にあるのにも関わらず、この方法で予約しようとすると「満席」となって予約できないことがありました

    また、この方法ではシートマップによる予約ができません

    以上のように、西武鉄道の特急券のネット購入は今ひとつでした

    結局、私は駅の券売機で購入しました

    JR東日本の「えきねっと」は特急券の金額をそのままクレジットカードで決済できますし、シートマップによる予約ができます(チケットレスではないので券売機で券を受け取る必要がありますが)

    西武秩父駅へ

    日曜日の池袋駅午前9:30発ー西武秩父駅午前11:53着はこの程度の乗車率でした

    飯能駅から秩父方面へ向かうときは、スイッチバックします

    座席を180度回転させて進行方向に向けたら、窓側に柱が現れて、景色が見えずらくなりました

    池袋から乗るときと景色の見え方が変わるので注意が必要です

    西武秩父駅に到着しました

    秩父夜祭りの雰囲気が感じられる駅舎です

    駅前も綺麗に整備されていますね

    左側に武甲山の頂が望めます

    コースの見所

    このハイキングの見所は、秩父神社、荒川に掛かるハーブ橋、音楽寺、尾根道、秩父ミューズパーク、酒づくりの森、巴川橋とコースの至る所で眺められる武甲山となります

    それぞれについて写真を交えてご説明します

    秩父神社

    秩父神社へ向かう途中、秩父鉄道秩父本線の踏切を渡ります

    ちょうど列車が来ました

    東急の車両のようですね

    秩父鉄道は他の鉄道会社から譲渡された車両で運行しています

    踏切を過ぎると直ぐに秩父神社となります

    この後のハイキングの無事を祈願します

    ハーブ橋

    荒川に渡されたハーブ橋です

    歩道は両側にありますが、とても広い歩道となっています

    秩父市街地からは上り坂となっています

    逆方向の車道は慢性的に渋滞があるようです

    この橋は1本の柱にすべてのワイヤーが集中しており、見た目も美しい橋となっています

    橋の向こう側に見える尾根道をハイキングします

    橋からは武甲山がしっかりと見えますね

    荒川は足元遥か下に見え、目がくらみます

    音楽寺

    音楽寺(おんがくじ)が正面に見えます

    名前の通り、musicに関係がある寺のようですよ(こちら

    秩父札所巡りの一つとなっています

    長尾根の紅葉はまだ早い

    長尾根に入りましたが、まだ紅葉しておりません

    きっと両側の木が真っ赤になって、綺麗な景色になると思います

    一部の木は橙色に染まっていました

    案内板を見ると、左側に「立入禁止区域」とあります

    土砂崩れがあったようで、この後向かおうと思っていた尾根道に立ち入ることができません(残念!)

    ミューズパークのイチョウ並木に迂回して進路を進めます

    展望台からの眺望

    途中にある展望台から秩父市街地の眺望を楽しみます

    展望台からは右に武甲山、左にハーブ橋が望めます

    展望台からの眺望

    秩父ミューズパークのイチョウ並木

    長尾根を通ることができなかったので、イチョウ並木を通ります

    同じイチョウでも左側のイチョウは葉がまだ緑となっていますね

    ここからも武甲山を望むことができます

    どこでも見られますね

    酒づくりの森で地酒「秩父錦」を購入

    ホームページはこちらです

    酒蔵からも武甲山が見られます

    この観光物産館で秩父錦の試飲と購入ができます

    試飲コーナーです

    係員の人に「試飲をしたい」と言うと、案内してくれます

    今日はこの4種類の試飲ができました

    両端のお酒は純米吟醸酒で、中2つは純米酒です

    左端から2本目と4本目は米の旨みがある芳醇なお酒でしたので、この2本を購入しました

    左端の升屋利兵衛は淡麗な味わいでした

    こちらは資料館となっています(有料)

    秩父にはもう一つ武甲酒造がありますので、今度はこちらにもお邪魔して飲み比べをしたいですね

    巴川橋

    市街地に戻るために荒川をもう一度渡ります

    この橋は下弦アーチ橋となっています

    この赤色も遠くから映えますね

    西日を受けた武甲山です

    山肌がはっきりと見えますね

    特急ラビューで呑み鉄

    帰りの特急ラビューでは、調達した秩父錦を呑みながら、旅を締めくくります

    このお酒は、雄町という米を使っています

    このお米を使ったお酒は初めてでした

    こちらのお酒は自宅で頂戴しました

    米の旨みを感じる事ができ、ふくらみのある味わいでした

    お店の人は、ぬる燗を勧めていましたが、冷やの方がしっかりと米の旨みが感じられ、私の好みです

    以上、特急ラビューの呑み鉄旅でした