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自在スパウトの内部構造が分かったので、修理方法を検討してみます
修理の方法の検討
パナソニックの商品仕様図や施工説明書はこちらのサイトで検索でき、我が家の浄水器PJ-U40A1の図面ならび施工説明書がありました
しかし、それらの情報には自在スパウトの品番が書かれておらず、保守部材として調達できるのかも分かりません
競合メーカーのTOTOでも図面を検索できるサイトがあり、浄水器専用の自在水栓の分解図が公開されています
これを見ると自在スパウトに相当する品番が書かれており、価格も公開されています
さらに自在スパウトの下位の保守部品も公開されています(ここ)
この自在スパウトはアマゾンで購入することができます
このようにパナソニックとTOTOでは情報公開に差があります
これから浄水器を購入しようと検討している方は、修理も自分でしたいと思っているのでしたら、パナソニックの浄水器を購入するより、TOTOの浄水器を購入した方が良いでしょう
洗面所の混合栓の修理した顛末はこちらのシリーズでご紹介していますが、LIXILも保守部品の品番情報を一般に公開しており、アマゾンなどのサイトで購入できます
パナソニックはもう少し情報公開に積極的に行い、TOTOやLIXIL並にして欲しいところです
結局のところ、腐食して破損した自在スパウトを交換するという方法で修理を行うことができなくなりました
応急処置を考える
保守部品の調達ができないとなると、ビルトイン浄水器を新調するしかありません
しかし、数年後にはキッチンをリフォームしようと計画しています
キッチンは一般的に20~25年ぐらいでリフォームするものだと聞いており、我が家のキッチンは20年を経過しているからです
それであるなら、ビルトイン浄水器もそのときに新調した方がよいと考えました
そこで、この浄水器は応急処置をすることにしました
応急処置の方法は以下の通りです
応急処置の方法
切断された自在スパウトの下部は破棄し、ワッシャーとパッキンを上部の自在スパウトに付け替え、それを水栓に取り付けます
この方法だと、自在スパウトの下部を取り除くので、その長さ分だけ自在スパウトが短くなります
その長さは2センチ程度なので、実用上問題ないと判断しました
この方法で、応急処置に入ります(つづく)