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モーターレンチが届きましたので、自在スパウトの台座を取り外してみます
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台座の取り外し
モーターレンチを使って回すと、台座の下の部分も一緒に回ってしまうので、浄水レバー(写真の白いレバー)を反対の手で押さえながらモーターレンチを回します
結構な力が必要でしたが、外れました
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台座の取り外し
回すのに力が必要でしたが、クィッっと回った後は手で回すことができます
![](https://i0.wp.com/doraku.kixall.com/wp-content/uploads/2020/11/2ecf1ba1a3eb48bd25baee5db36ccecc.jpeg?resize=640%2C640&ssl=1)
自在スパウトの切れ端
台座を取り外すと、自在スパウトの切れ端が見えました
手で引っ張ることができなかったので、精密ドライバーで差し込みながら取り出します
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取り出した切れ端
金属が腐食して折れてしまった様子がよく分かります
![](https://i0.wp.com/doraku.kixall.com/wp-content/uploads/2020/11/aa2afbb10337650f70cd90ecf7af105c.jpeg?resize=640%2C640&ssl=1)
切れ端にある部品
自在スパウトが上方に抜けないようにする「Cリング」と、「ワッシャー」と「パッキン」がはめ込まれていました
自在スパウトには溝が切ってあり、そこに「Cリング」が嵌め込まれています
![](https://i0.wp.com/doraku.kixall.com/wp-content/uploads/2020/11/e7d65975fc81c264f912f0cf701c2290.jpeg?resize=640%2C640&ssl=1)
腐食して切断された自在スパウト
切断されていた様子が良く分かります
20年も経つと金属はこのようになるのですね
分解することで、自在スパウトの切れ端を取り出すことができ、どのようにして切断されたのかが分かりました
また自在スパウトの内部構造が分かったので、修理する方法の検討に移ることができます(つづく)