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モーターレンチが届きましたので、自在スパウトの台座を取り外してみます

台座の取り外し

モーターレンチを使って回すと、台座の下の部分も一緒に回ってしまうので、浄水レバー(写真の白いレバー)を反対の手で押さえながらモーターレンチを回します

結構な力が必要でしたが、外れました

台座の取り外し

回すのに力が必要でしたが、クィッっと回った後は手で回すことができます

自在スパウトの切れ端

台座を取り外すと、自在スパウトの切れ端が見えました

手で引っ張ることができなかったので、精密ドライバーで差し込みながら取り出します

取り出した切れ端

金属が腐食して折れてしまった様子がよく分かります

切れ端にある部品

自在スパウトが上方に抜けないようにする「Cリング」と、「ワッシャー」と「パッキン」がはめ込まれていました

自在スパウトには溝が切ってあり、そこに「Cリング」が嵌め込まれています

腐食して切断された自在スパウト

切断されていた様子が良く分かります

20年も経つと金属はこのようになるのですね

分解することで、自在スパウトの切れ端を取り出すことができ、どのようにして切断されたのかが分かりました

また自在スパウトの内部構造が分かったので、修理する方法の検討に移ることができます(つづく)

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