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ローカル線呑み鉄旅は、五井駅から出発し、上総牛久、高滝、里見を通り、月崎に向かいます

小湊鐵道といすみ鉄道の路線図
路線図(出典:小湊鐵道

ここでは地球史上最後の地磁気逆転を証明することができる地層を見物することができます

それをチバニアンと呼びます

月崎駅へ

トンネルを抜けたり・・・

高台を走ったり・・・

そして月崎駅に到着しました

乗ってきた列車を見送ります

月崎駅も他の駅と同様に使われていないホームがあります

駅舎に入ると、チバニアン決定の横断幕がありました

有名人のサイン入り色紙も飾られています

駅舎はこんな感じです

レンタサイクルを借りる

チバニアンまで歩くと時間がかかります

かといって交通機関があるわけではありません

そこで駅前のヤマザキYショップで市原市のレンタサイクルを借ります

お店の人にレンタサイクルをお願いしました

1台三百円のママチャリです

店舗の向かいの駐輪場に置かれています

お店から伝えられた自転車の番号は、籠の前面に書かれています

チバニアンビジターセンターへ

後で分かったことなのですが、私が借りた自転車は、故障しており変速ができませんでした

こんな感じの平地だったら大丈夫かなと思ってそのままにしたのですが・・・

このような坂道がチバニアンビジターセンターに向かうまでに割とあり、大変なことになりました

変速ができないと、上りではとても漕ぐことができません

もしそのような自転車に当たった場合は、交換してもらった方がいいと思います

養老川が見えてきましたね

チバニアンビジターセンターにつきました

もっと立派な建物を想像していましたが、プレハブのようです

チバニアンをみるには矢印の方向を進みます

ビジターセンターでは職員の方がわかりやすく説明してくれます

チバニアンの知識を仕入れた方が見え方も変わりますので、是非見学の前に立ち寄ってください

地質年代区分(出典:日本地質学会

チバニアンを見る

センターの脇の道を進み、突き当たりを右に折れます

後は道なりに行けば迷うことはありません

途中に造成したような跡がありました

何に使われるのでしょうか?

坂道を下るともうすぐです

チバニアンの地層に向かう橋の左側の川底に、大小の穴が見られます

ポットホールと呼ばれるもので、水の流れが作用して川底の柔らかい岩盤を削った跡です

いよいよチバニアンのある川底に降ります

この先に階段があります

川岸に降りました

降りた後、岸に沿って数十メートル進みます

前日に雨が降っていると水面が上がり、靴では進ことができません

長靴があった方が良いです

長靴は荷物になるので、サンダルを持っていきました

サンダルは、寒い時期だと水温に耐えられないかもしれません

5月下旬でも水温は冷たいですが、慣れればサンダルでも大丈夫でした

赤いパイロンが見えます

この場所で目的の地層「チバニアン」を見ることができます

パイロンの内側には立ち入ることができません

これがチバニアンです

どこにでもある崖にしか見えませんが、ビジターセンターでの説明を聞くとその見え方が変わってきます

地磁気の変化がわかるマーカーが赤、黄、緑と埋め込んであるので、この辺りで逆転したんだなということがおおよそわかります

川底をよく見ると貝の化石が至るところで確認できます(赤丸内の白いもの)

この辺りが海であった痕跡です

他の見所もあります

素掘りの穴です

比較的柔らかい岩盤なので、江戸時代以降に盛んに掘られたそうです

水流は緩やかなので中には入れそうですが、虫がいたり、蜘蛛の巣がありそうなのでやめました

こちらには不動滝をみることができます

スマホで拡大すると微かに水流が見えますね

チバニアンを訪れるときは是非ビジターセンターにお立ち寄り下さい

知的好奇心をかき立てられ、チバニアンをありがたく拝見できます

そうしないとどこにでもある崖にしか見えませんので・・・

チバニアンを見学した後は、来た道をそのまま戻り、五井駅で購入したお弁当をいただきます(つづく)

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