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風土改革ガイドブックにおいて、組織風土改革には、組織管理へのアプローチと個人へのアプローチという2つが必要となることをお話ししました
いずれのアプローチであっても、風土改革を始めるには、あなたが会社のどのような立場であるかによって、活動の取り組み方が変わります
あなたの立場に合わせたアプローチ
あなたが会社の社長であれば、あらゆる権限を使って大胆な施策をうつことができるでしょう
しかし、あなたが一般社員の方であるなら、社長のような取り組みはできません
風土改革に取り組んでみたいと思ったあなたがどのような立場にあるかによって、その取り組み方が変わります
具体的には「それぞれの立場における組織風土活動のアプローチ」シリーズをご覧下さい
改革の範囲に合わせたアプローチ
また、どの程度の範囲の改革を目指しているのかによってもアプローチが異なります
全社挙げての活動なのか、それとも課のレベルの活動なのか
組織風土改革は対象範囲を選びませんが、この活動は経営資源(ヒト、モノ、カネ)を使用しますので、対象範囲の組織運営職の承認を得てから活動する必要があります
全社活動であれば社長、事業部であれば事業部長となります
よって、対象範囲が広くなるほど入念な準備が必要となります
一方で、活動を起こしたいと思っているあなたが課長で、対象範囲を自分の課と考えているのでしたら、ご自身の裁量で活動をすぐに始めることができます
いずれの範囲であっても、風土改革を成功させるには、上手く行きそうだと思われるモデル職場を設定して成功事例を作っておくことをお勧めします