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「なあなあ」に慣れている日本人は多様性の実践に難しい:「なあなあ」ですまさずに、まずは「自分らしく」してみよう(2)
(前回よりつづく) 「なあなあ」は多様性の実践が難しい 話し合いの場で何となく「なあなあ」で物事をすませてしまう我々日本人は、多様性であろうということが非常に難しいのではないかと思うのです 「郷に入っては郷に従え」 「長いものには巻かれろ」 というのは、自分の意見や主張や大切にしている価値観を放棄する...
多様性とは、さまざまな価値観を受け入れるプロセスの中で、お互いに異なる価値観を深く理解し合い、譲れないところ、譲れるところを明らかにしていく作業が伴います。譲れないところがあったとしても、一緒にいられる社会を作ることが多様性なのです。「なあなあ」ですますことに慣れている日本人にとって、多様性はものすごく面倒くさい作業に映ります。