続きを読む べき思考の人は、たまには自分を誉めてみる 私は割と「べき思考」である。 物事を考えるとさ、すぐに「すべきだ」と思ってしまう。自分に対していつもそうだから、常に追いつめられている感覚だ。 心が健康なとき、べき思考は強力な推進カとなり、仕事を推し進める。 しかし、思うように仕事が進まなくなると、次第に「何と自分はダメなんだ」と追い詰めるようになる...
続きを読む 命を託す相手と出会えたものはそれだけで幸せと思っているから、託された人は命を粗末にしてはいけない 「陽炎の門」(葉室麟)を読んだ。 主人公主水は、綱四郎(妻由布の父)という友と主水に憧憬する若者与十郎がいた。暴君興世の策略の中で、二人を自らの手で死なせたことに苦しむ主水に、由布が伝えた言葉、 「すべてのひとは永久(とこしえ)に生きられはいたしません。ですから、自らの命を託す相手と出会えた者は、それ...
続きを読む 自己嫌悪への反証 息子が通う中学校へ向かう途中でスリッパを忘れた事に気づいた。そんな自分に腹が立った。 準備がキチンとできないなんて「まったくダメ」だ。 「いつも」こうなんだ。 こんな些細な事に怒っている自分を振り返って、余計にイライラしてしまう。行き先の決まったレールに乗っかり、行き着く先は自己嫌悪。感情のコントロー...
続きを読む 映画「グッドナイト・ムーン」 「人生には辛いこともあるし、不公平なこともあるわ。でも選べるわ。辛くても努力して人生を良くできるのよ。悪くもね。」 (映画「グッドナイト・ムーン」 原題Stepmom) 父が再婚することになり、継母との関係に憂う娘に実母が投げかけた言葉です。 自分の思うとおりに上手く事が運ばないと自分の置かれた立場を...
続きを読む 囚われている自分を断ち切るアサーション 正面に向かい合わせで立っている男性の読む本が私の胸に当たりました。電車の揺れるたびに当たるので、非常に不快な思いです。 その時の自分の心を内観しました。 2つの感情があります。 1つは相手への感情。それは怒り。どうしてこんな混んでいる車内で、しかも他人の体に向けて本を広げることができるのだろうという感...