マスタープランのステップ1で実施した施策の一つ目について説明します
① 対話重視「言える化」
対話重視の「言える化」です
傾聴技法を使った言える化は、まず私が、センター長、部長、課長、参事の約100名に、傾聴技法を教育することから始めました
これはセンターのトップであるセンター長も例外ではありません
センター長が部課長を傾聴し、部課長自身が「言いたいことが言える」ようにしました
もちろん、部課長も職場の部下たちを傾聴できなければいけませんので、彼らもしっかり学びます
そして、教育で学んだ傾聴技法を復習するために、定期的に会議室に集まってもらい、予め決めたテーマを使って、お互いの傾聴を行いました
これを組織長の傾聴サロンと称して、半年間実施しました。テーマの選定は、自分の組織のビジョンを考えるようなものを選び、組織長の組織に対する思いを発する練習をしてもらいました
半年間の組織長の傾聴サロンの後、職場の傾聴サロンとして、部課長に、傾聴を職場で実践してもらいました
各部でコミュニケータを選出してもらい、傾聴を使った対話会を職場で運営してもらいました
そこでは、普段からコミュニケーションが不足している部下に、自分の思いを発することができるようなテーマを選んでもらい、傾聴しました
ある職場では、年の初めに「今年の漢字」として自分の抱負を語ってもらいました
また、経営幹部が直接担当に傾聴を実践する場として、全員面談や対話会も実施しました