在宅勤務が恒久的な働き方となるのであるなら、働く人々にとって人生を楽しめるような在宅勤務を考えることは有意義だと思います
ここでは、働くこと通じて人生を楽しむためには「どんな在宅勤務が必要なのか」について、働く皆さんが職場で考える方法についてお話ししたいと思います
これまでの記事はこちらをご覧下さい
働楽な在宅勤務のために3:職場での進め方
ここでは、新しいやり方を職場のみんなで考える手順についてお話しします
その手順は下図のように4つのステップを順次行います
(4つのステップの図)見極め→空想→共感→覚悟
見極めのステップでは、2つ行います
一つは、これまでのやり方と新しいやり方の違いを特定します
もう一つは、やり方を変える変化が本物であるかを自分たちなりに評価します
空想のステップでは、新しいやり方を本格的に導入した未来の姿を想像するステップです
ここでは、新しいやり方を導入すると、どんな不安なことが起きるのだろうか、また新しいやり方を行うことで、どんな素晴らしい未来が訪れるのかをはっきりイメージさせ、「私たちもこの新しいやり方をやらなければならない」という自覚が出るまで職場で話し合うことを行います
共感のステップでは、職場の中で空想したことを職場の外の人たちの共感を得るためのステップです
同期や同世代、同職種のような職場とは異なるコミュニティの中で話し合う機会を通じて、空想ステップで自覚した内容をさらに強固にするために行います
また、「新しいやり方に変わらないといけない」と思う仲間たちを増やします
共感のステップまで進めば、当事者の人たちには「変わらなければいけない」という自覚が出てくると思いますが、それをより確実とするための覚悟を行うのが、覚悟のステップです
次からはこの4つのステップで行うことを具体的に説明していきます