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前回は、これまでは出来なかった裸眼での街歩きが、白内障手術のおかげでできるようなになったお話をしました

ここでは、術後の生活についてお話ししたいと思います

眼鏡の作り直し

白内障手術前は裸眼で-9Dでしたが、-6Dに合わせた眼内レンズを入れましたので、これまで使っていた眼鏡が合いません

医師からは「術後1ヶ月ほどしないと視力は安定しないから、眼鏡はそれ以降に作ることになるけど、今の眼鏡では不便でしょうから、安い眼鏡でも買ってください」と言われました

こういうことがあるので、本当は手術前と後では視力を変えないように眼内レンズを選択することもあるようです

昔と違って、最近は数千円で眼鏡を作ることができるお店があります

1ヶ月程度しか使わないとしても、裸眼で生活できる快適さを得られるのでしたら、無駄となっても仮の眼鏡を作るという選択肢もあるのではないでしょうか

私は近くにある安売りのチェーン店で眼鏡を作りました

家族紹介などの特典などを使って、3,000円程度でした

遠近両用だともっと高くなりますが、普段は眼鏡を使わずに、遠くを見る必要があるときは眼鏡をかけるのであるなら、遠近両用でなくてもいいと思い、値段の安い方にしました

しかし、これは少し安易に眼鏡を作り過ぎてしまいました

視力検査で1.2に合わせるようにレンズを選んだのですが、単焦点レンズだと手元が見えにくくなります

-6Dの裸眼であれば、本を読んだりメモを取ることはできるのですが、パソコン操作は文字がぼやけて、8時間仕事をするには裸眼だと辛いです

かと言って、視力検査で1.2に合わせた眼鏡をかけるとパソコン画面上の文字に焦点が合わず見えづらいのです

なので、1ヶ月後に作る眼鏡は、パソコン画面を見るのに適度な度数に合わせて作り、仕事用として使います

この眼鏡だと視力は0.8ぐらいしか出ないので車の運転は無理でしょうから、その時は、今回仮で作った眼鏡をかけるという使い分けをすることになります

ほどほどに見える豊かな生活

白内障手術をすることで、ぼんやりながらも視力が回復し、裸眼で本が読める程度になりました

このことは私にとって価値観を変えるきっかけになりました

これまでは、視力検査で1.2ぐらいは見えるように矯正するのが当たり前という思い込みがありました

その矯正した目で生活することが前提だったのです

しかし、本が読め、外を歩き回ることができる程度の視力があれば、ぼんやりとしていても良いのではないかと思うようになったのです

このほどほどに見える生活は

  • 見え過ぎることによって、何かに囚われることがない
  • 考えごとに集中できる
  • メモを書くことに集中できる
  • 音楽の音色がよく聞こえる

といった豊かさが味わえるのです

オンとオフで切り替えるように、裸眼で過ごす生活と眼鏡をかける生活を切り替えると、一つの人生を二通りで楽しめるような気がしてきました

そんな価値観を変えるような体験を導いた白内障手術でした

これで「強度近視の白内障手術は眼鏡を外すことができるか」シリーズを終わりにします

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