<これはシリーズ記事です。シリーズ全体はこのページにある「本シリーズの記事一覧」をご覧下さい。>

大多喜城の後は、ポッポの丘へ向かいます

ポッポの丘までサイクリング

大多喜駅より4.4kmほどありますので、ちょっとしたサイクリングです

市街地から離れると一面田んぼ道(と言っても舗装されています)を永遠と自転車で走ります

車の通りも少なく、天気の時は結構気持ちがいいですね

坂道を登ったところに入口があります

この施設は入場料無料ですが、駐車料金は有料です

車は1,000円、バイクは500円でした

入り口で係員の人がいますので、そこで支払いをします

自転車で来る人は少ないらしく、係員の人に自転車を止める場所を聞いたところ、きょとんとされて、「じゃあ、ここ」と係員さんの詰所であるモノレール車両の裏側に停めました(自転車は無料で駐輪可)

ポッポの丘

ここは古い鉄道車両が保存されているテーマパークです

色々な車両が置かれていますが、鉄道資料などの展示物が車両の中にもあります

車両好きの人にはたまらないでしょうね

やはり子供が多いですね

ファミリーで遊びに来るようです

車両の保存にもお金がかかると思いますが、入場料無料でよくやっているなあと思いました

城内マップ(出典:鶏卵牧場

たまごかけごはん

カフェTKGでは、協力農場から仕入れた卵を使ったたまごかけごはんがいただけます

カフェTKG(出典:ポッポの丘

たまごかけごはんです

味噌汁は鉄鍋で作ったのか、少し鉄くさい匂いがしました

写真をご覧の通り、真っ黄色の卵で美味しくいただきました

専用のしょうゆです

ふりかけももらえるのですが、たまごかけごはんの場合は不要のような気がします

食事はカフェの近くにある車両にテーブルが設置されており、そこで食べることができます

特急列車

場内の坂を登ったところに特急列車を中心に展示されていました

DE10ディーゼル機関車

特急列車の中にブルートレインと連結したDE10がありました

折角なのでDE10の運転台に乗らせてもらいました

この運転台は進行方向に対して横向きに配置されている珍しい運転台です

これには理由があり、DE10は車両基地などで車両の入換に使われていたため、短区間の折り返し運転が多く、横向きの方が使い勝手がいいという理由で、横向き配置になっています

ブルートレインの車内も自由に見ることができます

車内放送体験で本職の方に遭遇

ブルートレインの車内を見ていたら、係員の人が車内放送体験をさせてくれると教えてくれ、来場者の人が放送を始めました

「随分と上手な人だなあ」と思い、その声に興味が湧いて車掌室に向かいました

男性二人のうちの一人が車内放送をしており、もう一人の男性に「上手ですね」と声をかけたところ、「本職なので」と教えてくれました

どおりで上手なんだと思い、放送が終わった後にお話を聞いてみました

話によると、このブルートレインの放送設備は古いタイプのものらしく、鼻にかけた声で話さないと走行音に負けて声が通らないんだそうです

最近の放送設備はそのようなコツのいる話し方をしなくても声が通るらしいのですが、その男性は鼻にかけた声で話す方が気持ちが乗りやすいようで「やはり古い設備はいいなあ」と言っていました

たまたまなのでしょうが、こういうプロの方にも出会える経験をさせてもらい、ポッポの丘にきて良かったと思います

場内の様子

大山ケーブルカーです

往復運行する車掌車に乗車することもできます

モノレールの台車といった変わり種もあります

再び市街へ

ポッポの丘を後にして、今回の旅の目玉である地酒の調達に向かいます(つづく)

前の記事 | 次の記事