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ランニング中に土踏まずが痛くなったことはこちらの記事でご紹介しました

そこでは土踏まずのアーチを使ったフォアフットの走り方が直接的な原因ではないかとお話ししましたが、もう少し深掘りして考えて見ました

椎間板ヘルニアの後遺症

私は腰椎椎間板ヘルニアの持病を持っています

病歴20年近くになり、入院歴もありますが、手術は行っていません

長い間、患ったことによる後遺症があると考えています

腰椎椎間板ヘルニアの発症は坐骨神経痛から始まりました

痛みは左脚神経に沿って走り、左の臀部の痛みから始まって、左脚の大腿裏側、下腿の外側に回って、左足親指に至ります

痺れの伴う神経系の痛みは、左足親指が曲がらなくなるほどでした

親指に力を入れても、その力が伝わらず曲げることができないのです

巻き爪

左足親指が曲がらないと、立った時に親指で踏ん張ることができません

地面に浮いた感じとなります

そうなると他の指で体重を支えるようになります

このような生活を続けていたら、左足親指が巻き爪になりました

爪が肌に食い込み化膿することもありました

こうするとなおさら、親指を庇うようになり、ほか指で体重を支えることになりました

外反母趾

いつからそうなったのか記憶にないのですが、私の左足は外反母趾です

右足と明らかに違いがあります

今考えてみると、これは巻き爪と同じ理由なのではないかと思っています

ある日病院で出会った車椅子に乗ったお年寄りの足をみることがありました

その人の足の親指が人差し指の上に乗っかっているような形になっているのです

私の外反母趾もひどくなるとそのようになるのかなあなんて思っていました

後遺症への対処

巻き爪は専門医にかかって直してもらいました

爪にワイヤーを入れるほどではなかったのですが、食い込んでいる爪の部分にガーゼを当てて、化膿止めの薬を処方してもらいました

痛みがなくなった頃に、足指を使う練習をしました

この頃は、カイロプラクティックに通ったりして、坐骨神経痛に悩まされることもなく、親指に力を入れることはできたので、足指を使う練習ができました

足指をグーの形にして、ビー玉より少し大きめのスーパーボールを掴む練習をしたり、床に敷いたタオルの上に左足を置いて、足指を開いたり閉じたりして、タオルを手繰り寄せる練習をしました

この練習がだいぶ効いたのか、それ以降、巻き爪で化膿するようなことは無くなりました

数年後に同じ左足の親指の骨折する怪我をしました

重量物は親指の上に落としてしまったのです

この怪我によって、親指の爪が死んでしまい、新たに生え替わるということも、巻き爪の改善に寄与していると思っています

外反母趾を治す治具はいろいろなあるようですが、どこか胡散臭いところがあり、手を出す気にはなれず、特に痛みもないので、放置していました

次回はこの後遺症とランニングの関係についてお話ししてみようと思います(つづく)

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