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TQ(タイムライン・クエスチョン)で部下のコミュ力を上げる

前回の記事で紹介した部下のように、相手の思いを上手くくみ取れないことがわかったら、どのように指導すればいいのでしょうか 話し手の思いが伝わらない理由 話し手は自分の思いをはっきりと言葉にすることは稀です これには2つの理由があります 1つは、話し手が上手く伝える方法を知らないことです 大抵の場合、断片...
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部下のコミュ力に問題があるときは”選択性難聴”を疑え

部下が顧客とのやり取りで問題を起こして、クレームが届いてしまった そのことを部下にヒヤリングしてみると、どうもコミュニケーション能力に問題がありそうだと分かった そんなことがあなたの部下に起きたら、まず”選択性難聴”を疑ってみましょう 選択性難聴とは 選択性難聴と聞くと、「何か...
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人は意味を食べる生き物です

齋藤孝さんの本で引用されていた言葉です 人間は、常に意味をやりとりしている。意味を食べて生きている動物である 「頭がいいとは文脈力である」齋藤孝 私はその通りだなと思いました 「意味を食べる」とはどういうことかというと、「人は何をするときでも意味の無いことをしたくない」ということです 「意味を求めてい...
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目に見えるモノはまやかしだ!

私が子供の頃の昭和40年代では、大人の人からよく言われたものでした 目に見えるものなんか、信用してはいけない。大概はまやかしだ。 目に見えないものを磨くことの方が、人として大事なんだぞ 最近は、こんなことを言う大人に巡り会うことも少なくなりました デジタルの世界になったから、一層顕著になったと思います...
浅草21世紀
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半径1メートルの身近な芸能人「浅草21世紀」

楽しんでいる人というより、楽しませてくれる人のご紹介です それは「浅草21世紀」という劇団です 浅草寺の近所にある木馬亭で、彼らは喜劇を楽しませてくれます 演芸だけではない そんな彼らの楽しませ方は、劇の始まる前から始まります 木馬亭の前で呼び込みをやっているのです 当然、もぎりも劇団員 ここから彼ら...
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テレビで紹介されていた飛騨高山の和菓子「栗よせ」を注文してみました

今日は楽しいモノの紹介です テレビで紹介されていた高山の和菓子「栗よせ」 美味しそうに食しているのを見て、「私も食べたいなあ」と思い、ネット通販で検索 昨日届いたのがこれ 羊羹に似ていますが、風味は違います 来週実家の母にお裾分けしようと思います 【秋の味覚】栗よせ【1本】飛騨高山の老舗「稲豊園」【今...
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X社の風土改革(ep15):エピローグ

ここまでX社の風土改革を実践レポートとしてお話ししてきました 現時点では、マスタープランでご紹介したステップ2の途中です しかし、ここで実践レポートのエピローグをお話ししなければなりません なぜなら、活動の4年目に入った4月に異動を言い渡されたからです ステップ2の課題が明らかになり、それに向けた取り...
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ジョギングシューズ選びは「プロネーション」が大切みたい

ジョギングを始めて半年経ちました 職場のランニング仲間から「靴はちゃんとしたものを買った方が良いよ」と言われて 左膝の関節が鳴ったりするので、故障しないためにも靴は多少のお金をかけても良いと思っていました 私の足 私の足は、甲高幅広の典型的な日本人です 4Eサイズだと安心です そんな私なので、西洋人の...
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日本の楽しい”小さな”モノ

経営学者のピーター・ドラッカー氏は「日本人の遺伝子はモノを小さくする力にある」と指摘しています。 [議論]中村邦夫「日本の強みで米中にない産業を」:日経ビジネス電子版 都内には都立の庭園が幾つかあります 江戸時代に作られた庭園がベースとなっています 当時の中国の景観を模して作られたものもあります 旧芝...
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働楽には信頼関係がある(3)

本テーマで3回目の投稿となるので、ここでおさらいをします (1)では、信頼関係のある当事者同士には好意的な感情があり、その感情によって親和的欲求が生まれることを話しました (2)では好意的感情が現れる要因を5つ挙げました 今回は、本テーマの最終回として、対人関係の発展段階を示して、職場の人間関係を改善...
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働楽には信頼関係がある(2)

好意的感情の発生条件 信頼関係にある当事者同士には好意的感情を抱いていることを前回示しました それではこの好意的感情はどのようにして発生するのでしょうか その発生条件として以下の5つを挙げます (出典)書籍「コミュニケーション力」(渡邊忠、渡辺美枝子) 空間的距離 相手が近くにいるほど、お互いのコミュ...
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働楽には信頼関係がある(1)

はじめに 「働きながら人生を楽しめる職場には、社員同士に信頼関係がある」という仮説があると思います 2019年7月から10月に日本で行われたラグビーワールドカップにて、日本代表チームが全勝で予選を通過し、ベスト8に勝ち進みましたね その背景には、メンバー同士の信頼関係があることが様々な媒体で報道されま...
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読書記録「書店主フィクリーのものがたり」

注意:ネタバレあり 書店主フィクリー 新聞の社説に紹介されていた「書店主フィクリーのものがたり」 妻ニコルを亡くした書店主フィクリーは、荒れた生活を過ごしていたのですが、所蔵していたE.A.ポーの稀覯本「タマレーン」を盗まれ、自暴自棄になっていたところに、店内に捨てられていた2才の子供マヤを育ているこ...
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部下の育成はティーチングからコーチングへ

“日本は上司と部下が頻繁に会話しているものの、内容としては上司が話している時間のほうが長く、しかも上司と部下の関係は、他国と比べると良好とは言えない、という結果だったのです 日本の上司はしゃべりすぎ。プロコーチが考える部下のポテンシャルを引き出す「いい聞き方」とは | 未来を変えるプロジェ...
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自由市場資本主義の暗黒面に向き合う経営者はいるのだろうか?

自由市場資本主義は、利益が公正な方法で得られることも、公正な方法で分配されることも保障できない。それどころか、人々は利益と生産を増やすことにとりつかれ、その邪魔になりそうなものは目に入らなくなる。成長が志向の善となり、それ以外の倫理的な考慮というたがが完全に外れると、いとも簡単に大惨事につながりうる。...
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人々が縛られるもの:文化

農業革命以降、人間社会は次第に大きく複雑になり、社会秩序を維持している想像上の構造体も精巧になっていった。神話と虚構のおかげで、人々はほとんど誕生の瞬間から、特定の方法で考え、特定の標準に従って行動し、特定のものを望み、特定の規則を守ることを習慣づけられた。こうして彼らは人工的な本能を生み出し、そのお...
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役職定年者への向き合い方

ある役職定年者の悩み 先日、職場にいる役職定年者の悩みを聞きました 彼は、役職定年と職場の異動が同じタイミングで、新しい職場に異動してから半年が経ったそうです 新しい職場では、未経験のスタッフ業務を担当することになり、仕事に慣れるのに時間がかかったそうです それでも、持ち前の几帳面さで、引き継ぎの時に...
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人生100年時代を労働力不足解消の答えとしてはいけない

人生100年時代は人生設計の新しい見方 リンダ グラットン, アンドリュー スコット他の著書である「ライフ・シフト」を読みました この本を手に取った目的は、「人生100年時代において、自分が老後をどのように生きるのがよいのか?」を考えるヒントをもらいたかったからです 私は、平均寿命+5才を想定して、フ...