続きを読む 幸せの測り方を知らない日本人への処方箋 聞き手:日本にいても豊かな経験はできますよね。なぜ、その実感ができないのでしょうか。 深澤氏:端的に言えば「幸せの測り方を知らない」ということです。日本社会では、働き方から娯楽まで仕組みの中に組み込まれていて、そうした枠組みを非常に欲しがる。サラリーマンとして生きる大体の骨格、たがの直径は初めから決ま...
続きを読む 選べないという悩み(情報過多のネット事情) 便利なネット通販 ネット通販が出たての今世紀初め頃は、利用することに慎重でした 最近は感覚が麻痺したのか、みんなが当たり前に使うようになり「みんなで渡れば怖くない」となったのか、Amazonや楽天を使ったネット通販をよく使います 洗剤などの生活用品や書籍のように品質にハズレがないもの、大物で買って持っ...
続きを読む 感情のコントロールができなくなったという人はスマホを手放した方がいいみたい 感情のコントロールができなくなった 「最近、些細なことでも怒りっぽくなった」 「以前に比べるとモチベーションが下がった気がする」 そのようなことを感じているようでしたら、スマホを疑ってみると良いかもしれません 脳科学が教えるスマホと感情コントロールの関係 スマホを頻繁に利用する人ほど、感情のコントロー...
続きを読む 人は意味を食べる生き物です 齋藤孝さんの本で引用されていた言葉です 人間は、常に意味をやりとりしている。意味を食べて生きている動物である 「頭がいいとは文脈力である」齋藤孝 私はその通りだなと思いました 「意味を食べる」とはどういうことかというと、「人は何をするときでも意味の無いことをしたくない」ということです 「意味を求めてい...
続きを読む 目に見えるモノはまやかしだ! 私が子供の頃の昭和40年代では、大人の人からよく言われたものでした 目に見えるものなんか、信用してはいけない。大概はまやかしだ。 目に見えないものを磨くことの方が、人として大事なんだぞ 最近は、こんなことを言う大人に巡り会うことも少なくなりました デジタルの世界になったから、一層顕著になったと思います...
続きを読む 読書記録「書店主フィクリーのものがたり」 注意:ネタバレあり 書店主フィクリー 新聞の社説に紹介されていた「書店主フィクリーのものがたり」 妻ニコルを亡くした書店主フィクリーは、荒れた生活を過ごしていたのですが、所蔵していたE.A.ポーの稀覯本「タマレーン」を盗まれ、自暴自棄になっていたところに、店内に捨てられていた2才の子供マヤを育ているこ...
続きを読む 自由市場資本主義の暗黒面に向き合う経営者はいるのだろうか? 自由市場資本主義は、利益が公正な方法で得られることも、公正な方法で分配されることも保障できない。それどころか、人々は利益と生産を増やすことにとりつかれ、その邪魔になりそうなものは目に入らなくなる。成長が志向の善となり、それ以外の倫理的な考慮というたがが完全に外れると、いとも簡単に大惨事につながりうる。...
続きを読む 人々が縛られるもの:文化 農業革命以降、人間社会は次第に大きく複雑になり、社会秩序を維持している想像上の構造体も精巧になっていった。神話と虚構のおかげで、人々はほとんど誕生の瞬間から、特定の方法で考え、特定の標準に従って行動し、特定のものを望み、特定の規則を守ることを習慣づけられた。こうして彼らは人工的な本能を生み出し、そのお...
続きを読む 人類は同じ過ちを繰り返す 人々はなぜ、このような致命的な計算違いをしてしまったのか?それは、人々が歴史を通じて計算違いをしてきたのと同じ理由からだ。人々は、自らの決定がもたらす結果の全貌を捉え切れないのだ サピエンス全史(上)p.115 それでは、目論見が裏目に出たとき、人類はなぜ農耕から手を引かなかったのか? 1つには、小さ...
続きを読む 思い悩むことがあったら 行き詰まりから抜け出す 身の回りの世界の見方は人によって異なるため、身近な人から言われた言葉ひとつとってみても、それをプラスと捉えたり、マイナスと捉えたりします その結果、幸せを感じることができればそれで構いませんが、なにか生きずらい、不幸に感じ思い悩むようなことがあったら、「人はイメージの中に生きて...
続きを読む 箱男の生き方 ジム・キャリーが主演の「イエスマン”YES”は人生のパスワード(吹替版)」は、言われたことに何でも「ノー」と答えるカール(ジム・キャリー)が、あるセミナーを受講したことをきっかけに、何でも言われたことに「イエス」と答えることで、人生を変えることができた若者の物語です この映画は...
続きを読む 自分のために生きる 自分が自分のために自分の人生を生きていないのであれば、一体、誰が自分のために生きてくれるのだろうか どうしたら「人目」から解放されるか:日経ビジネス電子版 これはユダヤ教の教えだそうです この言葉を引用したネット記事は、人目が気になって仕方ない人の悩みについて書かれています その結論が冒頭の引用になる...
続きを読む IKIGAI 茂木健一郎のIKIGAIを読んだ 彼の定義によると、生きがいは 生きる喜び、人生の意味 であり、 自分の専門領域で必ずしも成功を収めなくても、使うことのできる言葉。これは生き方の多様性を賛美している、とても民主的な概念なのである としている 何気なく使っている「生きがい」という言葉に、素敵な定義を与え...
続きを読む 台風と在宅勤務 私の勤務先では2年間の試行を経て、在宅勤務が本運用となった 在宅勤務に否定的であった私も、やってみなければ分からないだろうと思い、制度利用を申請した 昨夜から台風15号が関東を直撃し、今朝の首都圏の交通機関は壊滅状態となった 午前9時から動き始めた鉄道会社もあるが、倒木などで運行に支障がでたところは、...
続きを読む (50代限定)人生は2周目からですよ 私は会社で最後まで上り詰めることができなかった集団の中にいます そのことが徐々に分かり始めたときは、他人の評価から外された感じがして、気分の良いものではありませんでしたが、今となっては、その評価の「物差し」から解放されたんだという気持ちが芽生え、大分楽になりました 未だ上り詰めている人とは処遇の差はあ...
続きを読む 人生の主人公でいよう 問題解決を他人任せにしていると、自分が選択できる範囲を狭めることになるよ それが自分の仕事だったりすると、その仕事の完成は他人が決めることになるよ そんなクセがついてしまうと、いつの間にか自分の人生の主人公を放棄することになるよ 君の人生は誰のものなんだい?
続きを読む モノトーンの通勤風景が一変するとき 久しぶりに奇妙礼太郎の歌声を聞いた なんとも言えない、味のあるミュージシャンである それで気分も明るくなる 朝の電車内で背筋を伸ばし、瞼を閉じながら、彼の明るめのナンバーを聴いている 隣の人が広げる新聞紙の匂いが、西海岸のホテルの部屋にあるローカル紙を想起させ、車窓を流れるウエストコーストの風景が目に...
続きを読む 便利さの向こう側に自由はあるのだろうか? 便利さを与えてくれるツール 私は手ぶら通勤が好きである。両手に何も持たない解放感は、なんとも言えない。また、「自分は体一つで仕事が出来る」なんて気にもさせてくれるところも気に入っている。 そんな手ぶら通勤に一役買っているのがスマホである。 スマホは電話やメールだけでなく、定期、電子マネー、本、ラジオ、...